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【完結】S級パーティーから追放された狩人、実は世界最強 ~射程9999の男、帝国の狙撃手として無双する~  作者: 茨木野
第3章

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217/242

217.再会



 妖精郷アルフヘイムの中、巨大樹を破壊し、魔蟲王が黒龍へと進化した。

 絶望のさなか……俺は、愛しい人との再会を果たす。


「メイベル……!」


 赤いショートカット。

 大きな胸。紅玉の美しい瞳。


 ああ、メイベルだ……。

 俺の、大事な……。


「ガンマ!」


 メイベルが俺に向かって走っている。

 だが、それより先に俺は走っていた。


 愛しい人がそこにいる。

 俺は……抱きしめるのに躊躇しなかった。


 周りに人が居るとか、関係なく、俺は彼女をぎゅっと抱きしめる。

 彼女の暖かさが、彼女の無事を伝えてくる。生きてる……。


「良かった……ほんとに……」


 頬を、涙が伝っていた。

 安堵の涙だろう。


「ごめんね、心配かけて……」


 メイベルとは、もうずいぶん会っていない気がした。

 まだ彼女がとらわれてから、そう時間が経っていないはずなのに。


 俺には、永遠にも等しい時間に感じられていた。

 もう二度と彼女に会えないのでは無いか、という不安が常に心のどこかにあった。


 でも、その不安も、もうない。


「気にしないでくれ。君が、無事で……ほんとに……」


 声が震えて、上手くしゃべれなかった。

 でもそれを笑うものはこの場にはいない。


「や、兄弟」


 ぽん、と俺の肩をたたくのは、胡桃隊メンバーの一人、オスカー。


「オスカー」

「約束は守ったよ……!」

「ああ……! ありがとう!」


 オスカーは俺に、必ずメイベルを取り戻すと約束してくれた。

 金が発生してるわけでもないのに、家族というわけでもないのに。


 命がけで、彼は俺の大事な人を取り戻してきてくれたのだ。

 ……なぜ彼がそこまでしてくれたのか?


 簡単だ。

 俺たちは、チームだからだ。


「ありがとう、オスカー……」

「なはは! どういたしましてだよ!」

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