205.憤怒の矢《ラース》
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
魔蟲王と戦う前、俺はリヒター隊長とともに、強化の方法を考えた。
俺の使う魔法矢は、そのときまだ3本とかそこらしか合成できなかった。
リヒター隊長の科学分析、知識を借りて、特訓をした。
『ガンマ君、狩りの時は人間の感覚を捨てた方が良い』
隊長は俺にそうアドバイスした。
『人間性を捨てろって意味じゃないよ。それは大切なもの。ぼくが言いたいのはね、君は人間であるという意識のせいで、全力が出せないでいるのさ』
隊長曰く、人間は無意識に、自分の力をセーブするのだそうだ。
たとえば、誰かを殴るとき。
拳が砕けないように、と無意識の自己防衛が働くという。
『君の体には魔蟲の血肉が宿っている。それはもうどうしようもない事実。君は、己のサダメと向き合わねばならないよ』
……俺は人でありたいと思っていた。
でも、そのせいで俺は、どうやら力をセーブしていたらしい。
『狩りをしてるときだ、君は自分が怪物である自覚を持つんだ。人間じゃ無いとね。そうすれば、君は今以上に強い力を出せる』
その結果、俺は七つの新技を開発した。
そのうちの一つが、憤怒の矢。
矢を10本重ねて作った必殺技だ。
【★大切なお知らせ】
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