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【完結】S級パーティーから追放された狩人、実は世界最強 ~射程9999の男、帝国の狙撃手として無双する~  作者: 茨木野
第3章

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197/242

197.反省



 リヒター隊長の作ったドローンのおかげで、敵の居場所は割れている。

 俺たちは最短ルートで、そこへと向かっている。


「…………!」


 フェリサは新型錬金武装の斧を、ぶんぶんと振り回しながら、敵の魔蟲族を討伐していく。


「ほれぇ、くらえ!」


 リコリスは特殊な光の魔法を使う。

 その光線をあびた魔蟲族は、即気絶してしまう。


「リヒやんの言う通りや! 虫ども、この光を浴びるとうごなくなるんやな!」

「えぇ。それが魔蟲の特性ですよぅ」


 リヒター隊長は魔蟲の生体を理解した結果、相手の特性を逆手にとって作戦・および兵器を作ってくれた。


 そして、Bチームは……とらわれの人たちを助けてくれた。俺の……愛する……メイベルも……。


「…………」


 人外魔境スタンピードで狩人をしていたとき、俺はいつも一人だ。

 俺にとって戦いとは狩りと同義で、狩りとは一人で行うもの。


 つまり、一人で戦うものだとおもっていた。

 けれど、一人じゃここまでこれなかった。


 ……仲間がいたから、今……俺はここに立っている。

 いや……


 脳裏をよぎるのは、俺を追放した黄昏の竜の連中。


 ……俺にも、仲間が居たんだ。

 追放される前、狩人だったころ、俺は……彼らをちゃんと仲間として、カウントしていただろうか。


 ひとりで、敵を勝手に倒して、仲間に貢献してるつもりでいた。

 でも……それって本当に、仲間と戦っていたことになるんだろうか。


 仲間とは……お互いを信頼し、連携して、戦うものじゃないか。

 ああ、そうか……。


「俺も……間違ってたんだな……」


 理不尽に追放されたと、俺は思っていた。

 でも……今思い返すと、俺にも原因がたしかにあった。


 仲間を頼らず、一人で突っ走っていたんだ。

 そりゃ……仲間の輪から追い出されても、しょうがない。


「帰ったら……謝りに行こう」


 俺を追放した、黄昏の竜のやつらに。

 ごめん……ってさ。


「つきましたよぉ。ここが……ラスボスのお部屋です」

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挿絵(By みてみん)

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