185.団体行動
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
《オスカーSide》
オスカーたち、捕虜奪還Bチームは、大樹の根元に広がるダンジョンを攻略していた。
捕虜達はこのダンジョンのあちこちに、散らばって、捕まっている。
手分けして事に当たるほうが、時間の短縮になるかもしれない。
だが、戦力を分散するのはあまりよろしくない。
何せここは敵の腹の中、そして、最終決戦のさなかなのだ。
敵は本気でこちらを殺しに来る。
片手間で倒せる相手ではないのだ。
よって、マリクは全員固まって移動することを選択したのである。
「ぜやぁ……!!!!!」
オスカーはガンランスを手に戦う。
ガンランスとは、槍と銃が合体したような武器だ。
基本、槍の形状をしてる。
が、相手に先端を突き刺し、トリガーを引くと……。
どがぁん!
と銃弾が発射される。
魔蟲は硬い外殻に包まれている。
比較的柔らかい、内部からの破壊を試みるため、リヒター隊長が考案した。それが、ガンランスである。
オスカーは出てくる魔蟲、魔蟲族どもを、一撃で屠ってくる。
「予想通り敵は外殻を強化してきたな」
マリクがリフィルの肩に乗った状態で、敵を観察しながらつぶやく。
現在、敵の外殻の堅さは、全員、剛剣のヴィクターと同等のものを手に入れている。
おそらくは、リヒターの兄、ジョージ・ジョカリが魔蟲たちに改造を施したのだろう。
それでも、だ。
リヒターは兄の改造を上回る火力の武器を作った。
「これならいけるね」
「ああ。先へ進むぞ」
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