181.時代の終わり
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
妖精郷に最後の戦いをしにいっている俺たち、帝国軍人。
リヒター隊長の新兵器のおかげで、強化魔蟲どもを簡単に倒せるようにはなった。
だがこれで終わりではないだろうことは容易に想像できる。
砕け散った蟲の破片。それが、うごめいているのがわかった。
俺は一瞬でそいつに向かって魔法矢を放ち消し炭にする。
「どうしたんだい、ガンマ君?」
「強化した魔蟲の外殻から、別の蟲が沸いてでてました」
「! なるほど……厄介な敵だね。魔法戦車で木っ端みじんにしても、完全に消さない限り分裂する……か」
破片から小さな魔蟲が発生する。なんという数だ。
だが……。
「みんな聞いたね! ガンマ君の言ったとおりだ! 戦車の砲撃だけでは完全に倒せない!」
通信魔道具のおかげで、リアルタイムで、情報が共有される。
軍人たちは素早く装備を切り替える。
「対魔蟲ガス、用意! 放て!」
軍人たちは持っているガス管を放り投げた。
小さくなった魔蟲たちはガスを吸い込んだ途端苦しみだす。
「やはりね。小さな個体にはガスが通用する!」
リヒター隊長がニヤリと笑う。
さすがの分析力だ。
「戦車でデカい個体を粉砕、その後ガスによる殲滅を行う!」
指揮にしたがい、次々と雑魚魔蟲たちを倒していく軍人たち。
……もう、魔蟲は人類にとっての脅威ではなくなったのだ。
「ガンマ君のおかげで、魔蟲対策が進んだ。これが終わったら英雄として叙勲されるだろうねえ」
リヒター隊長がクツクツと笑う。俺は叙勲なんてどうでも良かった。
ただいまは、いち早くこの戦いをおわせたい。
そして……メイベル。彼女にきちんと思いを告げる。そのことだけを考えていた。
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