175.覚悟
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
《ガンマSide》
情報収集を終えた、アイリス隊長が帰ってきた。
彼女から仕入れた情報によると、メイベルたちは帝都北部に広がる大森林、妖精郷にて捕まっているらしい。
「妖精郷にいくっつーことは、敵の口のなかに飛び込むことと同義だ……」
胡桃隊の詰め所にて。
リスのマリク隊長が神妙な顔つきで言う。
リヒター隊長が同意するようにうなずく。
「妖精郷は中が瘴気に満ちてるうえ、魔蟲どもの巣となってます。無策で入れば……命はまあないですねえ」
瘴気。人体に有害な毒ガスだ。蟲どもが吸っても平気だが、俺たちが入ったら、呼吸器はすぐにやられて、即死する。それほどまでに濃度の濃い瘴気に満ちてるんだとか。
……でも、俺は全く怖くなかった。
俺の大事なメイベルが、敵に捕まっているのだ。一番怖いのは、彼女を救い出せないこと。
「瘴気への対策は済んでるんで、安心してください」
さすがリヒター隊長だ。
「問題は……覚悟ですよ。敵地に突入するんです。生きて帰る保証はどこにもない。……それでも、皆さんは行くんですか?」
俺が真っ先にうなずく。死ぬ覚悟はできている。
みんなも同じようだ。
「よし、では……行動を開始するぞ、やろうども!」
【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】
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