134.祭り
★お知らせ
書籍版、表紙でました!
モンスター文庫さまから、1/28発売ですー!
予約始まってます!
よろしくお願いします!
https://gaugau.futabanet.jp/list/work/63c61fa2a53aef40bd000000
生誕祭が始まった。
俺は中央にある帝城にいて、鷹の目スキルを使って全体を見渡す。
帝都を上空から見渡す、鳥の視点を使って、周辺に目を光らせる。
人間、亜人達がみな帝都に集結し、皇帝陛下の誕生日を祝いに来ている。
「ガンマちゃん、どう?」
「今のところはなんともありません」
このスキルの欠点は、全体を満遍なく見張ると、細かい部分が見えなくなるところだ。
そこは、蜻蛉の矢を使って、カバーしてる。
だがそれでも全部を細かく見れるわけではない。
どうしても死角は存在する。
なるべくトンボの数をふやして、死角を減らす努力はしてみるが……。
「ん……?」
そのとき、視界に妙な物が写った。
今回協力してくれてる、皇国の聖騎士達が、周囲を気にするそぶりを見せていたのだ。
各地で聖騎士の連中が同じ動作をしてる。
ひとりふたりくらいなら、まあそんなこともあるかと思う。
だが、全員がおなじように、周りを気にするそぶりをして、そして、人のいない場所へと向かっていた。
「隊長」
俺はすぐさま隊長に今の情報を伝える。
『わかった。聖騎士を押さえる』
【★☆新連載スタート!】
先日の短編が好評のため、新連載はじめました!
タイトルは――
『伝説の鍛冶師は無自覚に伝説を作りまくる~弟に婚約者と店を奪われた俺、技を磨く旅に出る。実は副業で勇者の聖剣や町の結界をメンテする仕事も楽々こなしてたと、今更気づいて土下座されても戻りません』
ページ下部↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
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