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116.疑惑
翌日、俺たちの隊の詰め所にて。
今日はデスクワークしてるのだが。
「じー」
あさから、ずっと見られてる。
「じー」
俺の隣から、視線を感じる。
「じーーーーーー」
「……なんだよ、メイベル」
同僚の少女、メイベル・アッカーマン。
同じ胡桃隊のなかまであり、いま、気になってる女だ。
彼女はあさから俺に何かいいたげで、しかし、話しかけてこない。
ついに、こっちから話しかけてしまった。
彼女は待ってましたとばかりに声をかける。
「昨日は、お楽しみでしたねっ」
「は?なんのこと?」
「先生と、い、一夜を共にしたんでしょー!」
部屋の中に、彼女の声が響く。
部隊の全員に、聞かれてしまったのだった。
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