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現実逃避していたら異世界に  作者: 弘崎宏
始まりは現実逃避
9/19

ダンジョンデビュー

更新遅くて済みません。

ではでは続きです。

ダンジョン初めてなのに


「何で初っ端、中級ダンジョン?俺のダンジョンデビュー厳しくない?一応、一般人ですけど?」


「リサクが一般人?有り得ないよ。神獣の契約者にして弓の腕も僕の部下の騎士と同じくらいなんだから、いや、それ以上かな?」


「くそうっ!ダンジョンになんか来なければ良かった!」


ダンジョンといっても多種多様なのはこの世界で通じているようだが

戦闘初心者の俺が中級ダンジョンだと?


「そうは言っても、王都から近いダンジョンは中級のグラポスダンジョンしかないからね?騎士が訓練するにも丁度良いし、日帰り出来るならそれに越したことはないだろ?」


「グラボスねぇ?グラボスっていうボス魔獣が居るからグラボスダンジョン?」


いかにもボスって感じの魔獣がいたりして

んな安直なわけないだろうけど


「名前の由来は僕も良くわからないけど、昔の騎士団長が発見者だからその騎士団長の名前付けられたと思うよ。」


「適当なんだなそこら辺」


「ダンジョンは見付けた者が名前を付けたりするからね?管理は国か冒険者ギルドがしてるけどこのダンジョンは国が管理しているから騎士団も来やすい利点があるんだよ」


なるほどねぇ

まぁ、近場で国の管理ならそうなるよなぁ


それにしても、俺、大丈夫か?

足手まといじゃない?

小型の魔獣相手なら何とか倒せるぐらいだし

大型や人形やら知能の発達した魔獣なんて相手に出来るのか?


それこそ某有名な人形モンスターとか

不定形なあのプルプルしたモンスターとか


未だに出会ってないけど

ダンジョンだと当然の存在だろうし


「リサクは召喚術禁止だからね?」


「何故に?俺の唯一のスキルなのにっ!」


「いやいや、弓の腕も確かなんだからさ、この前の上級魔獣を相手したように弓に魔力を込めたりすれば何か新しいスキル手に入ると思うよ?」


「そんなに簡単に上手く行くかよ?」


確かに召喚術成功してからは魔力制御しかしてないし魔法すらまともに覚えてない。

ここらで新しいスキル手に入れるのも悪くないけど


「だからこそ、ダンジョンに連れて来たんだ。城に籠っても強くなれないんだろ?」


確かに今まで訓練しても基礎体力は付いても余り為にはならなかったし

召喚術は

フェンをもふもふしたり

フェンをもふもふしたり

ネプティさんに弄られたり

フェンをもふもふしたり

で何一つ戦闘に関係してない


「俺、フェンとネプティさん居ないと詰んでねぇ?」


「そうだね」


今更だけど魔力チートでも魔法、魔術使えなければ宝の持ち腐れだ。


気落ちしながらもダンジョンに到着したが


「あ、なるほど」


「じゃあ、リサクは後衛だから僕の前には出ないようにね?」


既に隊列組んであるし

思ったよりも安全な立ち位置でなんだか

心配や不安がなくなった。


ダンジョンデビューは手厚い接待を受けているような・・・

言わば低レベル者のレベル上げ的な感じ

この世界にレベル何て概念あるのか定かでないが


後で聴いてみるか?

もしかしたらステータスなんかもあったりして?

いやいや、流石にそれはないよな?


ゲームじゃあるまいし

取り合えずはダンジョンで経験を積むことが大事だな。

お読み頂き有り難う御座います。


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