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現実逃避していたら異世界に  作者: 弘崎宏
始まりは現実逃避
8/19

ダンジョン行こうか?

また投稿途絶えて申し訳ない。

一応、気儘に投稿してるので

思い付けば早くて一日で

遅くて1週間に一回になるかもです。


ネプティさんを召喚して3日過ぎました。


「だいぶ安定してきましたね?貴方様?」


「そーですねー」


二人を常時召喚しても疲れなくなって来ました。

それでも一日8時間が限度だけど


「うふふ、もう、貴方様ったら照れ屋なんだから」


ネプティさん、スキンシップ過剰なんですが

如何したら良いのでしょうか?


「フェン」


「我に矛先を向けるでないわ」


フェンもこの通り冷たいです。


「ネプティさん、俺は無駄に魔力があるだけでそんな凄いやつじゃないですよ?」


「凄い、凄くない何て私には関係ないこと貴方様に仕える身なのだから自然と惹かれるのですよ?理屈じゃなく精霊として」


「へぇ、じゃあ俺と相性の良い精霊や精獣なら誰でもそうなるんだ」


「いえ、私は貴方様に仕える前から貴方様に惹かれていたいたので私にとって貴方様は特別です。」


重いわぁ、美女だけどそういうところは何というか・・・

確かにクレイみたいにモテたらいいなとは思っていたよ?

あわよくば綺麗な女性と・・・


だが現実は違った。

贅沢言うなって話だけど

かなり失礼だと思うがまともな女性じゃないよねネプティさん?

惚れても可笑しくない美貌と身体なのに

なんでかな?


「貴方様?どうかしましたか?私に見惚れて?」


「ん?今日も綺麗だなぁってさ」


「まぁ、貴方様ったら。そんなに私を褒めても何も差し上げませんよ?」


「あ、うん、ところでネプティさんは何が出来るの?凄い力を持った精霊様だってわかるけど」


いまいち把握出来てないよなぁ

強い力は持ってるけど何が出来るのとか何が得意なのとか?

フェンはほら、もふもふだから別にいいけど


「そうですわね・・・フェンリルは属性的には闇や氷と言った感じですが、私は水と光属性が得意ですわ」


「主、我を呼び出して置いて何もそう言うことは聴いてこなかったな?今になって聴くとは何とも抜けてるな」


フェンを召喚する目的は主にもふもふだからなぁ

騎士団預りの居住まい居れば比較的に戦闘はないし

訓練でフェン達の力を使うのは余剰火力だろうし


「引きこもっても強くはなれないよなぁ」


「なら、ダンジョンに行くかい?」


「出たなプラチナブロンドイケメン!」


「長くないかな?普通に名前で呼んで欲しいのだけど?」


「クレイ、ダンジョンに行くのか?」


「週に何回か騎士団でダンジョンに行くんだ。訓練だけでは魔獣相手にいざというとき判断力に欠け動けないと意味がないからね?」


「ってかこの世界にダンジョンあるんだ」


「あるよ、主に冒険者達が生業としてるけどね?」


まさに異世界王道だな!

いやぁ、俺ってば田舎でのんびり暮らすことしか考えてなかったから

すっかりダンジョンのことなんて考えてなかったわ


「少なからずこの世界で生きていくなら魔獣相手することもあるしな、やっぱり色々力を身に付けた方がいいな」


「そうだね、召喚術でも十分だけど、何かしら違ったスキルがあると出来ることも増えるからね」


召喚術でもふもふを増やすことばかり考えていたけどそれだけじゃ生計立てられないよな?

村に戻って畑仕事出来るならしたいけど


「俺ってどうなるの?いつまでも此処にいちゃ不味いだろ?」


「ある程度の知識、スキルを身に付けたら国の管理の元、領地を与えられると思うよ?」


「なななな?なんで!?」


「リサクは神獣様を二人使役してしまったからね?他国に渡るとなると敵対したときに厄介だ、他国に渡るくらいなら置いて起きたいんだよ、勝手で悪いね」


「領地貰ってもどうしろと?俺は貴族みたいにはなれないぞ?」


「リサクの好きなようにすれば良い。畑仕事に慣れてるなら畑を作るのも良し、自由にしてくれて構わないよ?」


自分の領地か

そんなこと思いもしなかった。

寧ろ好待遇過ぎて不安になるのだが


「流石に王も神獣クラス二人を相手にしたくないよ、それに君はフェリス様の恩人だ。好待遇は当たり前だよ?それじゃあ、ダンジョンに行こうか?」


「へっ?あー、そうだな、ダンジョンね」


そう言えばダンジョン行く話してたんだったか?

ついつい話が逸れてしまうなぁ

いろいろと考えることが増えてきたし


「何か必要なモノとか装備はどうするんだ?」


そのままダンジョンに行くってのもあれだしな?

コンビニに行くような感じで行ったら手痛いどころじゃ済まされないだろう


「リサクの分も余分に用意してあるよ。装備は訓練時の服装で問題ない、あれは軽くて丈夫だからね、リサクのように軽装しか装備出来ない人にはうってつけだね」


プラチナブロンドイケメン騎士様の様に見た目に反して案外鍛えているからムカつく。

重い重装備すら難なく着こなしやがってからに。


それにしてもダンジョンか・・・


期待と不安と好奇心で何とも言えない気分だ。

果たしてダンジョンデビューは上手くいくのやら?


お読み頂き有り難う御座います。

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