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現実逃避していたら異世界に  作者: 弘崎宏
辺境の領地にて
19/19

小さな家でのんびり暮らす

いろいろと考えた結果、この話で打ち切りにしたいと思います。やはりブランクからの続きを執筆するのもなんだかんだ設定なりぐちゃぐちゃになってしまった…本当、大変読み難くさせて申し訳ありませんでした。

ゴネム爺が建てた小屋は煉瓦作りの小ぢんまりとした一軒家

人が住む分には十分な作りでフェンリルのような巨体が住むにはちょっと手狭だった。


「別に住む家なんてでかくなくていい。フェンには悪いけど」


「あまり、動き回れぬ」


「小さくなれるんじゃなかったっけ?」


「それも、そうだな」


忘れてたのか?えっ?一応、神獣様ですよね?

見る間に小さくなるフェンに少し呆れた目をしてしまった。


「うん、もふもふ」


中型犬くらいの大きさのフェンの抱き心地は相変わらずもふもふで最高だ。


「主殿、飯はどうする?もう食べたか?」


「そうだなぁ、新築祝いに何か作ろうかな?キッチンはここか?」


「そうだ、まだ水道は通っていないぞ?ネプティ殿の湖を水源にすれば水を引けるが追々だな。裏手に井戸を掘ってあるからそこで水を調達すると良い」


「了解」


最初はいろいろと不便だもんなぁ

追々便利にしていけばいい

それこそ田舎って感じで自分の過ごしやすい生活を調えていく感じも醍醐味だ。


「おっ?案外、火加減難しいな」


釜戸なんて現代で使う機会なんてそうそうにない

手探りで思うようにいかないのもまた味だったり


「ま、まぁ、生焼けよりいいだろ?」


元第三騎士団の皆さんから貰った肉がちょっと焦げた肉に変わった。

味付けはシンプルに塩とそこら辺に生えてる(ハーブ)


フェンとゴネム爺に取り分け

いざ、実食!


「あー、まぁ、そんなもんだよなぁ」


胡椒があったら尚良しなステーキって感じ

焦げ目もそれっぽく見えるけどちょっと苦い


「もう少しといったところか?食べれなくはない」


「十分美味いと思うがのう。このハーブの香りが肉の臭み消して食べやすいぞ?」


ゴネム爺には好評を頂いてなによりだ


ドンドンと少し強めのノック


「リサク、此処にいるのか?」


リュウスの声に慌ててドアを開ける


「おぅ、リュウス。こんばんは」


「こんばんはじゃねぇよ?邸に戻ってねぇって聞いたから探し回ったんだぜ?んで、此処に住むのか?」


「まぁ、そうなるかな?」


「はぁ、いいのか?ここだとベッドもねぇんじゃねぇのか?」


「寝られれば雑魚寝で十分。フェンもいるしな」


「我を寝具にするとは、些か不敬な主だな」


「まぁ、なんとなく察する。あの二人だろ?」


「わかっちゃう?」


リュウスにも悟られる程二人の仲は親密になっているんだな…


「騎士団いるとそういう話しょっちゅう耳にしてたしな」


「まぁ、そういうことだから。ここで気儘に暮らすことにする。不便なところもあるけどこれから改善していくのも楽しいし?」


出来ることを少しずつコツコツと

望んでた田舎暮らしは始まったばっかりだ

畑も作ったし近くに湖もあるようだし米作りの夢も広がる。

とくに急いでいないし周りには頼れる仲間がいる。

いざとなったらフェン、ネプティさん、ゴネム爺に助けて貰おう。


「ほらよ、雑魚寝でも何かかけるもんあった方がいいだろ?家具とかも追々、街の奴等に頼めば直ぐ作ってくれるしな」


ほんっと何から何までリュウスには世話になりっぱなしだな


「ありがとう。これからも頼りにさせて貰うな?」


「今更だろう?ちゃんと明日、朝起きろよ?走り込みと訓練忘れてねぇだろうな?」


「え?それ、まだ継続するのか?」


「当たり前だろ?いくらフェンリルがいるからって自己研鑽を怠るなよ…」


リュウスに説教された

なんだかんだリュウスと走り込み、訓練も日々の日課

のんびり出来ないけど

1日中のんびりしてるのもそれはそれでつまらないしな

なんだかんだ忙しくもあるけど

のんびり生活出来る今の環境に十分満足している。


ちょっとクレイ、姫様と気まずくなったけど時間が解決してくれるだろう。


魔物の脅威あるけど自然豊かで基本的に自由で自分のしたいことが出来る

異世界に来て良かったなぁと染々思うリサクだった。

お読み頂きありがとうございました。

次回作を執筆するかどうかはまだ未定です。初めての作品でブランク空けて執筆しようとしてもちょっと書きたい物語じゃなくなってるなと…

次回作執筆していたら生暖かな目でお読み頂けると幸いです。

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