男風呂2(女性の乱入にご注意下さい)
申し訳ありません ORZ
こんなに更新が遅れるとは思いもよりませんでした。
職場のパワハラのストレスが酷く、この度仕事場を変わりました。
慣れるのに少し? 時間がかかりましたが、更新を再開したいと思います。
前話にも加筆がございますので、そちらからお読みいただけると幸いです。
突然の乱入者は、言わずもながサアラ。
密かに(一部にばればれだが)サアラに、想いを寄せているガイには、今の状況は刺激が強すぎた。
「何・・・男風呂に、全裸で堂々とはいる女性がいるか!!」
ヒャトの怒声を耳を塞いでやり過ごすサアラ。
「だって、しょうがないでしょ。女風呂は、追い出されたんだもの」
「追い出される何をしたwwwwwwwww」
地を這うような低い声が、洞窟風呂内に響く。
「何って、とっ・特に何も・・・・・」
目をそらし、あらぬ方を見るサアラに、ヒャトの刺さるような視線が向けられる。
「確かに、サアラの場合、女風呂より男風呂の方がいいかもしれないね」
さらっと言い切るダイアンにさらに頭を押さえるヒャトであった。だが、ダイアンの言う分にも一理あった。というのも、サアラはユリだ。完全なる女好き。男である自分たちが思わず引いてしまうぐらい病的だ。
女性が女性を好きとか、男性が男性を好きになることを、この世界では禁じられていない。実際、ごく普通に受け入れられているし、目を覆うような行為を大衆の前で行ったり、異性を好きになる多数派の一般人にセクハラまがいのことをしたり、好みと見たら口説いたりさわったりキスしたりなんてことを隙あらば狙う魔獣の様な行為をする者はいない。
いいか!! そんな奴はいないんだ!!! サアラをのぞいてそんな者には、これまで会ったことがないい!!
そんな猛獣のようなサアラが、女の子用のお風呂に入れば、どんなことが起こるか想像するだに恐ろしい。
「ねっ、しょうがないでしょ・・・? だから、私もこっちのお風呂に入らせて」
そう言って堂々と何も隠そうとせずに入っていくサアラの腕を、ヒャトは慌てて掴む。
「何いっているんだ。この家? 館? は、各部屋にお風呂がついていただろうが! そっちに入ればいいだろうが!!」
「えー。こんなに大きくて素敵なお風呂があるのに、私だけちっちゃなお風呂に1人淋しく入れっていうの? そんなの酷いわwwwwww」
鳴きまねをしても、駄目なものは駄目だ。何よりも、このままではガイが、出血多量でひん死の状態になる。
ダイアンは一応貴族で、メイドに体を洗ってもらうこともあるから、こんな恥知らずの非常識の固まりのサアラの裸なんて何ともないかもしれない。
こんな男のようなサアラの裸とはいえ、胸はボインボイン。腰はきゅっとくびれがあって、兎に角プロポーションだけは無駄に良い。見た目だけは完ぺきな理想の女性を地でいっているが、行動と話すことが、残念な人。それが、サアラだ。と解っていても、健全な男性である俺も、やはり見た目には、惑わされてむにゃむにゃな気分になる。
それは、俺の精神を破壊する威力があるので、兎に角出来るだけ視界に入れないようにして追い出す。
「やだ~。でない~」
なんて、必死にドアにしがみ付いているのを、魔法の力で引きはがす。
それを、サアラが同じく魔法の力で抵抗する。
それが、永遠に続くかと思ったが、その拮抗がやぶられる。
「サアラが、服を着たまま入るならいいんじゃないか?」
見かねたダイアンがそう提案してきた。確かに、もろもろが見えなければ、ガイも多少平気かもしれない。また、俺もそれなら気にならないかも・・・・・・・・。ただし、透けて見える、ちらリズムはごめんだから、厚めの生地の物だな。
「うん。厚めの生地の服を着てなら、いいぞ」
「・・・・・・・・・・・」
それでも、興奮ものなのか、ガイは無言で股間を押さえる。
「え~!!」
サアラは、不満の声を上げるが、ヒャトは、睨みつけて黙らす。
「ちぇっ・・・。わかったわ。それでいいわ」
そういってすたすたと、サアラが一旦お風呂場からでていった。
ふぅ~~。この間に、お風呂場のカギを掛けておこうかと思ったけど、後が五月蝿くなるので、そこはぐっと堪えた。戻って来たサアラは約束通り厚手の服を着て来た。




