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私は、女の子です  作者: 檪井青
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お風呂です(女風呂編)

    明けましておめでとうございます


     今年も、よろしくお願いします

この館は、一階にダイニングルームなどがあって、2階に個室の部屋が25部屋。3階には、2人部屋が5部屋と3人から4人までの大部屋が4部屋ある。


 もちろん、それぞれに、トイレとお風呂(小さいけど)がついている。


 でも、せっかく広~いお風呂があるのだから、これを使わないということはありえない。


 ただ、自分で作っておいてなんだけど、地下と屋上の二つあるのは、可笑しいと思うし、それがどんな風になっているのか想像がつかない。


 変な話だけど、行ってみるまで解らないのだ。


 3階の左端に、人一人が通れるぐらいの幅の階段があって、屋上に繋がっている。


 上がってすぐに、お風呂やさんによくある鍵付きのロッカーが並んでいる。建物や回りの家具などのイメージにそぐわなくて違和感がありまくる。


 はぁ~~~。つい溜め息が出る・・・。


 取り合えず中に入ってお風呂場に近い方のロッカーに持ってきたものを放り込む。


 あっ!! 女の子はこんな乱暴な入れ方なんてしないよね・・・・・・。気を付けないと・・・。


 (そんなことないいんですけどね・・・。女の子でも結構、乱・・・げふんげふん)


 イリーナは、元男で女の子に超人気だったゆえに、また家族に女性が母だけであったこともあって、女の子は可愛くてか弱くって大人しいものという誤った(げほんげほん)まあ、そんな風に思っているのだ。


 サアラの件や、盗賊のあじとから助けた、肝っ玉母さんのようなイセリナさんや冒険者のパルルなどを、ーーーーーー(;゜∇゜)と目そらしーーーーーーを見ていても、それは意識的にか追い出している。


 着ていた服を、綺麗に畳んで丁寧にロッカーに収めると、タオルを手にして鍵をかける。


 お風呂場の扉に手をかけて開けようとすると、目の端にお手洗いのマークが入る。


 えっと、マナーとして、行っておいて方がいいかな?


 イリーナは、お手洗い場に入って、トイレの便器の形を見て固まった。


 そういえば、私って元は男の子・・・、女風呂でいい・の・かな?


 えっ! えっ! もしかして他の人も入っている・・・かもしれない・・・?


 ちょっ!! どっどっ、どうしよ~~。


 恥ずかしすぎるよ~。


 お風呂場の扉の前でジタバタとパニクっていると、背後からはいタッチ。


 ばちーーーン!!


 豪快な音と共に、私の右肩に真っ赤な紅葉がくっきりとつく。


 「なにしてんだい! さっさと入ってくれないと、寒いじゃないかい」


 後ろを向くと、そこにはイセリナさんと娘のセレスさんがいた。お風呂に入るのだから、当然二人とも裸だ。


 イセリナは、メロン。娘さんは、子リンゴ。


 何って、二つのたわわな実です。目が、離せません。


 女の子同士なのに、胸をガン見なんて、変じゃないの~!


 妙な踊りのようなくねくねしていると、イセリナに左腕をがしっと捕まえられ、お風呂場の中へと引きずられる。


 これまでの私の葛藤はなんだったのだろうか・・・。


 とほほ


 「おっ、これは凄いね~!」


 イセリナの感激の声がお風呂場に反響する。


 へっ? 落ち着いて辺りを見渡せば、驚きな光景が・・・。


 ここは、一体どこの秘境でしょうか? 目の前に広がるのは、ジャングル。その中に湯気の上がっている滝があって、滝壺のお風呂に、その先に川の様に流れていって、その先が消えてる?! 


極め付きは、見上げれば綺麗な星空。


 はへっ?


「なんでやねん!!」


 羞恥心も吹っ飛ぶ驚きの光景。


 なのに、入り口の方をみると、これまた銭湯での定番の、かけ湯用が真ん中に噴水のように1つあって、さらに左右に洗い場が10個並び、それぞれにシャワー付き。


 イメージが・・・。がっくしORZ


 これ、私の魔法で作ったんだよね。

 

 私は、何を思ってこんなのにしたのだろう・・・?


 「あっら、なに固まっているの?」


 軽快なこの口調。素晴らしいプロポーションを惜し気もなくさらし、気がつく前から、サアラがなぜか私の胸を揉んでいる・・・。


 「なにって! あんたが人の胸を揉んで・・・、し・してるからでしょうが」


 「いや、こんなにも私好実のものが目の前にあるんだから、ちょっと揉んでみただけよ」


 「サアラは、好実の胸を見ると必ずも・揉むのですか!!」


 「そうよ。いいじゃない、減るものじゃないし」


 「減ります。私の精神がガリガリと削られていくので、や・め・て・ください」


 「ちぇっ、残念」


 「なら、私の胸はどうだい? 乳離れが出来てないのなら、ついでに吸わせてあげるよ」


 そういって、でかい胸を両手で持ち上げて揺らす。


 そんなイセリナの台詞に、顔を青くして後ずさるサアラ。


さすが!! イセリナ、格好いいです。


 よし! これからは、イセリナを盾にしよう!!


 イリーナは、イセリナの盾を手にいれたってね。

 

 

 「すごーーー!!」

「広いね!!」


そんな声にびっくりして振り替えると、入ってきてすぐにお風呂に飛びこもうとしているおちびたちが目に写る。


ちょっと待った。止めようとする手が、虚しく空をきる。


冒険者のパルルが、そんな二人をガシッと腕を掴んで逃げられないようにホールドする。


 子供達の後から入ってきたはず・・・?


 流石、冒険者!! うん、きっと冒険者だからだよ。


 「こら、落ち着け」


 「そうですよ。お風呂場で走るとすべって危ないですよ」


 意外なことに貴族の娘であったディアナが、エルフの子のナナセを抱っこして入ってきた。貴族といっても、下位で貧乏だった・・・げふん・・・・・・。


 ナナセは、可愛いから、私も膝にのせたりしたいかも。


 「あら、みんなそろって入り口に立って、何か理由でもあるのですか?」


 「お風呂は、もう入られたのですか?」


 ラーラとルリが聞いてきた。私たちは、お互い顔を見合わせた。


 「えっと、なんやかやと、みんなまだです。まず、ざっとかけ湯のところで、汗や汚れをざっと落としてから、お風呂に入って、体が暖まったら、髪や体を洗って、お風呂でしっかり暖まって出るといいですよ」


 「へー。そうなんだ」


 パルルが、子供達にかけ湯をかけていって、みんなはそれぞれ浴びて、いざジャングル風呂の中へ。


 どうして、お湯の中に入ると、ふーって息を吐きたくなるのだろうか?


 お湯の温度は、熱すぎず、物凄く気持ちいい。



お風呂回、続きます。


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