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私は、女の子です  作者: 檪井青
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「犯人は・・・」言えません

 私が土魔法で出した『家』は、なぜか『館』になってしまいました。盗賊たちは、気絶する者、気が触れて笑う者、漏らす者の三パターンに別れていました。なので、遠慮なく水の魔法を使って彼らの上に大量の水を作りぶっかけました。これで、臭いもすっきり。さらに、旅立っていた精神も戻って来たことでしょう。(逆効果だったなんてことはありませんよ。そう、ありません!!)


 ダイアンたちは、免疫が付いたのか、正気を失う者はいませんでした。良かったです。ダイアンさんさへ大丈夫ならいいんです♡


 でもまあ、捕らわれていた人たちは、すこーし申し訳なかったかなあ・・・?


 でもでも、どうせ慣れていって貰わないといけないだろうから、早い内に経験して良かったってならないかな?


 取り敢えず、子供たちは喜んではしゃいでいるからクリアでしょう。


 後は、女の子たちだけど、立ったまま気絶してたり、へたりこんだり、もら・・・否・・・、泣いていたり、きゃぴきゃぴ飛び跳ねていたり、兎に角、十人十色とは、よくいったもので、同じ反応の人は一人もいなかったです。


 彼女たちもある程度落ち着いてきたみたいなので、改めてじっくりと『館』をみると、なぜか懐かしい気持ちと共に切なくなってきます。


 なぜだろう?


 どこか見覚えがあるような気がするのです。


 みんなで、扉を開けて中に入ると、目の前に大きな階段があります。そして、その階段に続く両側に、箒に塵取り、コップにお皿、ナイフにホォーク、鏡など、どう見ても歴史を感じさせるアンティークな品々がお出迎えしていました。


 「ようこそいらっしゃいました」

 

 あっ!! 思い出した。これって昔見たディ〇〇アニメの美女と〇獣。


 でもあれって、付喪神?!


 『最近の日本は、付喪神の生まれるところも、住めるところも、どんどん減っていてね。さらに、信仰がなくなっていって消えて無くなっていく一方なの。そこで、貴方が、魔法を使った時に、これ幸いと便乗しちゃった。ごめんね。てへぺろ』

 

 『へっ?』


 『うん。私のせい』


 『そうなんですね・・・』


 (私のこのにがにがしたものを・・・、吐き出せない・・・。恩人の女神様ですもの。これも、女神様が私に与え試練んと・・・、思えない、だって後ろのヒャトが怖い・・・! どうしよう、どう云って話そう。


 「なあ、お前何考えている」


 背後からブリザードが・・・。


 でもでも、私のせいじゃありません。犯人は、「・・・」言えないですよね。

 

 「ごめんなさい。全て私が悪いのです」


 「いいえ、気にしないで下さい。これも、女神様の思し召しでしょう」


 1人の少女が、跪ついて祈りをささげます。凄いです。


 貴方、正解です。思はず拍手したくなってしまいます。でもそんなことをしたら、確実にヒャトにしばかれそうなので、心の中でとどめましょう。

 


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