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私は、女の子です  作者: 檪井青
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アジトでゴー!


神光魔法について少し変えさせていただきました。4話目の魔法についても変更しております。よろしくお願いします。

 みんなで『家』に入って休もうとしたところ、盗賊さんたちが号泣を始めました。

 

 いい大人の男がみっともないですが、マンティコラのことではよっぽど怖かったのでしょう。


 マンティコラは、魔獣です。当然魔石もあって魔力も豊富にあるそうで、それを使ってダイアンが檻の周りにそれで結界を張りました。


 この結界、実は神光魔法の上級編なようで、普通の魔法とは違う分類になるそうです。


 兎に角これで安心して『家』でゆっくり眠れます。


 「ただいま!!」


 「おかえりなさいませ。みなさまがた」


 ギザンがタオルを持って出迎えてくれました。気が付かなかったですが、よく見ると、盗賊にかけた水が自分にも掛かっていたようです。


 折角の洋服に汚れが!! と思って慌ててチェックしてみると、濡れている感じはあっても、泥など一切ついていません。そりゃそうですよね、これ女神様から頂いた物です。自動で、綺麗になるはずです。ではこの水は? 


 洋服をじっと見ていて要約気が付きました。これ、洋服の生地から水が染み出ています。その水が汚れを流して落としてます。そして、綺麗になるとその水がだんだんどこかに消えていってます。


 さすが、異世界です。


 「イリーナ?」


 はっ!! つい自分の世界に旅立っていました。


 「はっ・はい」

 

 「どうした・何かあったか?」


 「いえ、なんでもありません」

 

 あせ あせ


 「せっかく お風呂に入ったのに、また汗かいちゃったから、お風呂かしてね」


 サアラが、勝手知ったるとどんどん奥に入って行きます。


 「すまないが、おれたちも後で貸してもらえるかな?」


 「はいい。どうぞ」


 みんなで代りばんこでさっぱりしたら、ギザンの用意した晩御飯を美味しく頂きました。晩御飯のメニューは私の大好きなから揚げでした。みんなは初めて見る食べ物だったようで物凄く感激していました。


 寝るところは、もう『家』はばらしているので、みんなここで寝ることにします。もともとリビングは広いので、男性たちはここで雑魚寝で、サアラは私の部屋にもう一つベットを入れてそこに寝ることになります。


 昨日と違って罪悪感がなくて、気持ちよく眠れましたよ。やはり隠し事は精神によくありません。


 朝はサアラ以外みなさん早く、盗賊のアジトに行くにあたって、武器等の点検をしっかりされていました。さすが、冒険者です。私も見習って、勉強をしました。なぜ勉強って、知らないことが多すぎてとっさの行動に困ることばかりだったからです。昨日の生活魔法の件もあります。自分の腕にはまっている腕輪に、魔力を通して、ステータスをチェックします。


 『名前 イリーナ

  レベル Max

  魔法  生活魔法 神光魔法しんせいまほう 空間魔法 全魔法

  スキル 魅了 使役 経験断続

  祝福  ゴスロリの伝道者

  HP Max

  MP Max

                              』


 あれ? なんか増えています。全魔法・・・。

 どうやらこれが理由のようです。


 『テンプレチートには、全部の魔法が使えるものが多かったから付け足しておいたの。さっそく役に立ってよかったわ』


 『女神様ありがとう。私頑張ります。でも、テンプレチートって?』


 『貴方の元居た世界の小説に書いてあったわよ』


 『そ・ そうなんですね』


 準備が整って『家』を出ると、珍しく平和でした。

  

 内心またなにかあるかもと身構えていました。


 盗賊たちはみんな無事なようでしたが、かなり弱ってきています。でも、元気で騒がれたり暴れられたりしても困るのでこれでいいかな? 取り敢えず、少しの水は与えても大丈夫かな?


 1人に一杯づつの水をあげました。水分はしっかり取らないと脱水症状で死んでしまいますしね。


 これから、アジトに向けて出発です。


 あっさり見つかった、森の獣道のようなとこを、がさがさと草をかき分けながら延々と歩きます。


 途中、定番の虫さんがわんさかと飛んで襲ってきます。でも私はゴスロリ服のおかげかへっちゃらです。虫がみな除けていきます。ダイアンたちは、血を吸われないように、虫除けになる赤黒い木の実を潰して、服から出ている部分に塗りました。


 その後は、時々何かの鳴き声が響き、奥に進む程樹が茂って日の光が差し込まなくなり、薄暗くなって行きます。


 なんだかお化けが出てきそうで怖いです。


 思わず、ダイアンの腕に縋りつきます。


 「ちょっと、イリーナちゃん、どうせ捕まるなら、私にしなさいよ」


 サアラが脹れていますが、お化けとは別の意味で彼女は怖いので却下です。


 「はあ、ピクニックに来ている訳ではないぞ」


 ヒャトが、サアラの頭に軽く拳を落とします。確かに、そろそろ森の中心です。この先に微かに見える岩が盗賊のアジトでしょう。ここからは、慎重に進む必要があります。


 急に広い道が現れ、洞窟の入り口が確認できたところで横にそれてアジトの様子を伺います。


 捕まえた盗賊たちの話によると、残っているのは10人だそうです。出来ることなら一人ずつ確実に仕留めて行きたいです。


 話し合いの結果、夕方の気の緩む頃に奇襲をかけることになりました。


 その奇襲の前に、ギザンの作ってくれたお弁当であるサンドイッチを食べることになりました。


 美味しく頂いた後は、夕方の奇襲までの間、交代で見張りながら休むことになります。

 

かなりおっちょこちょいで、ミスが多いですが、温かい目でみて下さいORZ。

最後までのストーリーは決めてあるので、見捨てずお付き合いしていただけると嬉しいです。

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