門前の小娘、後門の侍 中編
アッハッハッハ!
ごめんなさい、すんごい遅くなりました(泣)
前回まで
貴様は、中国武術を嘗めたッッッッ!
美鈴「はぁぁぁ!」
美鈴が素早くレオンの懐に入る。
恐らくインファイトを仕掛けるつもりであろう。
しかも、腕に闘気を纏わせているので下手に喰らうとただじゃ済まない。
だが、レオンもただ受ける訳にはいかない。
レオン「・・・来い!」
美鈴「行きますよ!」
レオンの体スレスレで避けつつ、そこから反撃を与える。
しかし、美鈴も同じく紙一重で避ける。
かなり速く攻撃を繰り出しては回避しているが、こんなもの常人にはついてこられない。
レオン自体、そこまで体力が多い訳ではないのであまり長く続けれない。
とは言っても、その後の反撃をどう与えるのかまだ考えていない。
美鈴「隙あり!」
レオン「・・・アガッ・・・!」
レオンは、余計な事を考えなければ良かったとつくづく思った。
鳩尾にキレイにボディが入った。
しかも先程ガードした攻撃の比ではない程の重さ。
しかし、こんな事で怯んでいる訳にはいかない。
・・・が。
レオン「・・・チィ。」
美鈴「どうしたんですか、攻撃しないと何も始まりませんよ!」
レオン「・・・あまり調子に乗るなよ。」
速さの勝負なら負けられない。
レオンは避けるのではなく、攻撃を受け止めた。
バシィーン!と大きな音が響く。
美鈴「ウググ・・・!」
レオン「・・・ふ・・・ぐ・・・!」
受け止めたのは良いが、予想以上に重い。
もはや女性の力ではない。
そろそろ手の感覚がおかしくなってきそうだ。
しかし、ここで手を離せば格好の餌食になる。
レオンのプライドとして、そんなことは嫌だ。
だが、レオンの力では押しきるのは出来ず押し負けてしまう。
美鈴の渾身の一撃、いやレオンにとっては痛恨の一撃が腹に直撃する。
レオン「・・・ウグァァ!」
ドゴォォォ!
紅魔館の壁に激突し、痛みに悶えるレオン。
それを見て美鈴は、勝利を確信する。
その行動でレオンのプライドに火をつける事になった。
レオンは瓦礫を体から落とす。
レオン「・・・あんたのその闘気による身体強化術を真似させて貰うぜ。」
美鈴「なんのつもりです?」
レオンの回りに闘気が走る。
美鈴は気を読むことが出来るのでわかるのだが、闘気を扱える者でも、ここまで闘気を走らせるのはそうそうない。
レオン「・・・取り敢えず腕だけで良いか。」
レオンは深呼吸をする。
一回、二回、三回と吸う度に吸う量が多くなる。
そしてレオンは腕を力んだ。
レオン「・・・うぉぉぉぉぉ!」
美鈴「闘気が腕に集まった・・・!」
レオンが雄叫びをあげると、闘気が腕に集まり赤く纏まった。
見た目は赤く光っている以外は変わらないが、腕からは恐ろしい気を感じる。
美鈴「話からは聞いていましたが、まさかここまでとは・・・思いませんでした。」
レオン「・・・さぁ、こっからはお前と対等だ。」
美鈴はレオンをもう一度見直す。
これまでの敵ではない、と。
レオンの逆襲が始まろうとしている。
因みにレオンの腕に闘気を纏わせると言うイメージは某金獅子をパクっ・・・モデルにしています。




