表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

トーキョー・デッドエンド・ラン

作者:しらす
最終エピソード掲載日:2025/11/18
24歳のOL・アミは、末期膵臓がんステージ4。余命数ヶ月の宣告を受け、痛みに耐える日々を送っていた。

ある日、高額の未承認薬の存在を知り、説明を聞きに富裕層向けクリニックを訪れる。しかし、手の届かない金額に絶望し、クリニックを後にした瞬間——強盗犯の男とぶつかり、バッグから薬がバラバラと散らばる


「それ、欲しい…!」

叫んだアミの手を掴んだのは、32歳の元医師・リュウ。

彼もまた、同じ末期がんを抱え、医療格差に絶望して犯罪に走った逃亡犯だった。
二人は共犯者となり、残された薬、わずか1週間の命を燃やすように東京を駆け抜ける。

銀座の高級レストラン、湾岸の豪華ホテル、遊園地のメリーゴーラウンド、山梨の民宿。贅沢と懐かしさ、痛みと笑顔が交錯する日々の中で、孤独だった二人は、生きることの意味を取り戻していく。

やがて、SNSで拡散される「#トーキョー・デッドエンド・ラン」

警察の包囲網が狭まり、薬が尽きる——

夜明けの東京湾で、二人は釣り竿を握る。

「生きてるって、悪くなかったね…」

それは、永遠の瞬間。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ