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第4話 最愛の家族を紹介

 喰が赤子として誕生し、幾日かが過ぎた。


 どれぐらいの日にちが経過したのかは不明瞭だが、喰は良く乳を飲み、良く寝るを赤子らしく繰り返し次第にはっきりと目も開くようになるまで成長した。


 そして目が開いた喰は、初めて父母を見て感動する。


 喰は嬉しいのか恥ずかしいのか分からず、幸せな気持ちに困惑していた。


 そんな幸せな喰だが、オムツっぽい物を交換して良いのは母だけであり父や祖父が交換しようものなら泣いて阻止していた。


 (こちとら心は17歳やぞ!? 乙女舐めんなよ!)


 そんな喰だが、別に父や祖父を嫌っている訳では無く単純に恥じらいからの拒絶である。


 食っちゃ寝の毎日を過ごす喰だが、暇な時間を使い鑑定スキルの検証も行った。


 心の中で唱えるだけで使用できるお手軽さに感激し、両親と祖父を鑑定したのだ。


 他と比較出来てないが鑑定した家族の強さに喰は顔を引きつらせる事となる。


 ステータス画面


 名前 ロス

 年齢 36

 職業 戦斧士

 種族 ウォーリアージャイアント

 レベル 85

 HP 3650/3650

 FP 1200/1200

 攻撃力 5500

 防御力 3500

 知力 600

 速力 2000

 スキル 竜殺しLv1.街の英雄.大物食らい.狩人Lv4.熟練兵士Lv5. 族長の義息子.魔物殺し

 魔法 無し

 戦技 兜割りLv6.大戦斧Lv4.大回転Lv5.戦斧三連激Lv8

 状態異常 親バカ

 加護 無し


 ロスは茶髪で見た目は地球の北方に居たヴァイキング達に良く似ていた。 髭は無く、野性味溢れる戦士である。


 ステータスも転生前の喰のステータスと比べるとかなり強くスキルに有る項目を見ても熟練の戦士である事が分かった。


 しかし、喰に対してはただのデレデレの親バカであり状態異常になるぐらいの親バカっぷりに喰は苦笑いである。


 喰は父のステータスを確認しながらスキルにLvを確認し、考察を立てた。


 (スキルにLvが有るのはまだ上が有って、無いのは単体の効果しか無いパターンなのかな? 鑑定のLvが低いからか、詳しい効果までは見れなかったんだよね)


 次は母であるエルザの鑑定結果に移る。


 ステータス画面


 名前 エルザ

 年齢 30

 職業 槍術士

 種族 スリングジャイアント

 レベル 66

 HP 2300/2300

 FP 800/800

 攻撃力 4000

 防御力 2500

 知力 550

 速力 2400

 スキル 竜殺しLv1.街の英雄.狩人Lv5.熟練兵士Lv3.族長の義娘 .魔物殺し.大食い.方向音痴LvMax

 魔法 無し

 戦技 投槍Lv9.百槍突きLv8.会心の突撃Lv4

 状態異常 親バカ

 加護 無し


 赤毛の優しげな女性で、ロスと同じくヴァイキングに居そうな野性的な女性。 そばかすが良い意味で似合ってる。


 普段は夫や祖父にも優しいが、喰に変な言葉を教えようとするとめちゃくちゃキレる。


 (ママは怒らしたらいけないタイプだね)


 しかし、そんな怒れると怖いエルザにも弱点がある。


 それは……方向音痴である!

 それも、スキルに項目がある上にレベルがMaxなのだ。


 喰はそれを見て不安しか感じなかった。


 (絶対に将来ママとは2人っきりで出掛けないぞ。 迷子になる未来しか見えない)


 しかも、父ロスと同じく状態異常 親バカになっており愛されている事を実感した喰は照れる。


 最後は祖父だ。


 ステータス画面


 名前 トール

 年齢 228

 職業 戦斧王

 種族 レジェンド ジャイアント

 レベル 300

 HP 160000/160000

 FP 35000/35000

 攻撃力 150000

 防御力 44000

 知力 6900

 速力 30000

 スキル 竜殺しLv8.王国の英雄.巨人達の族長 魔物殺し.大物食い.虐殺者Lv3.元戦士副団長.元魔戦将軍.亜人を救いし者.極みに到達せし者

 魔法 無し

 戦技 極兜割りLvMax.極戦斧LvMax.極大回転LvMax.極戦斧三連激LvMax.戦斧王斬りLvMax

 状態異常 爺バカ

 加護 巨神の加護


 父と母も喰に比べるとステータスは軒並み高かったが、祖父であるトールは別次元だった。


 (じーじは……ラスボスなのかな?)


 レベルもステータスも年齢も、スキルの数も何もかもが桁違いだ。


 祖父トールはTHEヴァイキングという見た目をしており、いつも着てる鎧や服も本当にヴァイキングその物だ。


 髭もかなり蓄えて生やし、髪と同じ茶色の髭を三つ編みにして顎で結んでるが喰のお気に入りだ。


 そして、最後に喰の鑑定結果となる。


 ステータス画面


 名前 クウネル

 年齢 0

 職業 無し

 種族 ベビージャイアント

 レベル 1

 HP 100/100

 FP 5/5

 攻撃力 60

 防御力 10

 知力 10

 速力 40

 スキル 鑑定Lv1(new).???? ????

 魔法 無し

 戦技 無し

 状態異常 やや空腹

 加護 ???


 喰改め、クウネルは自身鑑定結果に満足する様に胸を張った。


 (ふふーん! 少しだけど強くなってる! やっぱり人間とはスペックが違うのだよ、スペックが! まぁね、気になる事も有るよ?)


 クウネルは自身の鑑定結果や両親と祖父の鑑定結果を見比べる。


 (まずは、全体的に気になるのは知力かな? 両親も祖父も軒並み知力が低い、何故なら巨人は脳筋だから! いやいや、本当に。マジで脳筋なの。 私の今世の名前見た? クウネルだよ? クウネル! めちゃくちゃ乳飲んで、めちゃくちゃ寝てるから、よし! 名前はクウネルだ! って、どんだけ安直なの?! まぁ、前世の名前も大概だけどね)


 今世の名前を決めたのも、前世の名前を決めたのも祖父でありどうやら祖父という生き物はどこの世界でもネーミングセンスは皆無のようだ。


 (そういえば、前世のお祖父ちゃんも脳筋だったね~……って、いんだよ!  脳筋でも! 皆優しいしね!)

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