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誕生祭
ガレンさんに保護されてから三ヶ月が経ち春から夏になっていた
「皆、集まったな」
ガレンさんが辺りを見渡し村人を確認
「夏の子供たちの健康を祈って乾杯」
どうやらこの世界では、各季節のはじめに誕生祭ってのを行い祝うらしい
「マルタおめでとう」
「ありがとシオンどうしたの?」
「いやマルタが成人になったのを祝おうと思って」
この国では、15歳で成人になる。すこし早い気もするがそういうものだと納得した
「ああこんな所に居たかマルタそれにシオンまで」
「お父さんどうしたの?」
マルタがガレンに尋ねる
「祝いの席で主役が居ないから探してたんだ。早くしねーとご馳走も酒も皆無くなっちまうぞ」
マルタは、笑い覚悟を決めた
「お父さん。私、村…出てくよ」
「急にどうした」
「前から考えてた村を出て冒険者になって広い世界を見て見たいんだ」
「そうかお前も、もう成人だもんな好きにしな」
「あのー僕もそろそろ街に行きたいなと思ってまして」
シオンは、気まずそうに告げる
「じゃあ一緒に行こう」
「そうなると寂しくなるな」
その後皆が寝静まるまでどんちゃん騒ぎが続いたのだった




