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プロローグ

真下をゆっくりと見下ろす。


高く激しい大きな荒波が幾重にも重なり断崖絶壁の壁面にぶつかっては、砕け消えてゆく。


あたりは夜の闇に沈み、吹き付ける潮風が髪を乱し躍らせる。

遠くで光を放つ灯台の光が時々こちらを照らし移動する。


少女は一歩また一歩、眼下に真っ黒に横たわる海が広がる崖の突端に足を進める。



先端の方まで来たとき、静かに瞳を閉じた・・・




まぶたの中の闇と夜の暗闇が重なり、すべてが真の暗闇に包まれたように感じられた。



全身に感じられる潮風が心地よい。









少女は崖からその身を投じた。


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