女の子エイリル
6話改訂しているので読まれてない方はそっちからお願いします
「ギャーギャー」
「ギャー、ギャギャー」
「いやああーー」
化け物と女の子?
名称 人間
LV 1
スキル なし
称号 なし
名称 ゴブリン
LV 3
スキル なし
称号 なし
名称 ゴブリン
LV 4
スキル なし
称号 なし
なんだろあれ?
仲良く遊んでる?・・・わけないか
でも、念の為
「おーい。どーしたー」
「あっ。たすけて!お願い!なんでもするから!」
うーん。てことは周りの奴らは倒していいのかな
ということで
「ていっ」
足元の石を蹴り飛ばす
「グガッ」
「グゲッ」
そして見事にヒット!
「えっ。は?」
女の子が不思議な顔でこっちを見る
「ほい。助けたぞ」
「・・・きゅう」
「ん?あれ?寝ちゃった」
置いていくわけにもいかず、バアルは女の子が目を覚ますまで待つことに
しばらくして
「うーん」
「おっ目覚めたか」
「うわっなんで私の部屋にっ!ま、まさか私の体を狙って!!」
「・・・おい。落ち着け。ここはお前の部屋とやらではない」
「あれ?じゃ、じゃあさらってここまで!」
「・・・いい加減にしてくれ。なんで助けた奴にそんなこと言われなきゃいけないんだ」
「んにゃ助けた?あっ、しっ失礼しましたっ。助けてくれてありがとうございますっ」
「よかった。思い出したか」
このまま性犯罪者扱いされたらたまらんからな
「で、思い出したところであんたの名前は?」
「わ、私の名前はエイリル・サリオンです!エイリルとお呼びください!」
えらくげんきだな。こいつ・・・
「俺はバアルだ」
「バアルさんですか。いい名前ですねっ!」
「あ、ああ。ありがとう」
なんか話してるだけで疲れてきた。早めに退散しよう
「じゃあ俺は行くから。それじゃ」
「ま、待ってください。お礼がまだっ」
「お礼?」
「はいっ。私にできることならなんでもっ」
うーん。って言われてもなー
あっそうだ
「じゃあ町の場所を教えてくれ」
「わかりました。けどその前に私の用事を終わらせるので少しだけ待っててください」
「わかった」
町かー。どんなのかなー