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墜とされた神の記録  作者: 仁狼
6/9

前へ進もう

称号の意味を取得条件に変えました


「う・・・うん?」


バアルは覚ました。

「気を失っていたのか。ってあれムールは?ああ!そうだ!確かムールは俺を庇って!!」


バアルは叫びだしそうになった。

しかしおかしなことに気づく


「ムールの死体が・・・ない?」


見渡しても彼の姿は見えなかった


(生きてた?いやそれはない)


彼は確実に死んでいた。間違いなくバアルは止めを刺したのだから


(でも死体が勝手に歩いていくわけないし・・・)


魔物だろうか でも彼に手を出さなかった理由は?


(・・・ダメだ埒があかない。考えるのはあとにしよう)


今重要なのは・・・






(多分)さっきまで隣にいたあいつが死んだ


そのはずだ

だが・・・


不思議と痛みは感じない

何故だろう

度重なる悪夢で心が麻痺でもしているのだろうか


いや違う気がする

何故か喪失感がないのだ

麻痺しているというより、こう、失っていないかのような、まだ隣にいるような感覚がする

そんなはずはないのだけれど




だがそれとこれとは関係ない

奴を殺さなければならない

復讐心というよりそうしなければならない義務のような・・・

何故かそんな気がする

だから・・・

「奴は必ず殺す」



『称号 亡き友との誓いを手に入れました』


「え?友の誓い?そうだ気絶する時にもなんか聞こえたような。・・・ステータス確認」


名称 ベルゼブブ

レベル 805

スキル 蠅の王(ベルゼブブ)LV1

神の叡智

称号 堕とされた神 亡き友との誓い





亡き友との誓い

取得条件 友を亡くし、友との約束を契る

効果 パッシブ効果範囲拡大


蠅の王(ベルゼブブ)LV1

LV1 死肉にたかる者 効果 所有者が殺した生物に触り発動する。死体を吸収し力と経験を奪う






『死肉にたかる者』がなんで手に入ったのかはわからないけど、この効果のおかげかLVは跳ね上がってるし


これが発動したって事は・・・

うーん、やっぱり死んじゃったのかな、あいつ


でも自分ならすぐに取り返せる

・・・ん?なんでそんなこと思ったんだろう

まあいいか・・・


なんかすっごく適当になってる気がする・・・

まあいいや・・・





ステータスの確認をあらかた終えて引き続き歩いていると


「きゃああああああああああ」


「なんだろ?」

声の聞こえた方へ走り出す

すると・・・

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