迷子降臨!!!
「よし、これからどうする?」
「うーん、まず仲間を集めよう。さすがに二人じゃ心配だからな」
バアルは頷く
「誰か仲間になってくれそうな奴はいるのか?」
「いないな」
「え、一人も?」
「一人も」
「そ、そっか。じゃあどーしよう」
「うーん。あ、そうだ。お前みたいにもともと神だった奴のとこに行けばいいんじゃないか?」
「なるほどそれはアリかも。例えば誰だ?」
「・・・さあわからん」
「・・・お手上げだな」
「しゃあない当分2人で行くことになるな」
「まあそれはそれでいいか」
「とりあえず強くならないといけないな」
「どこなら鍛えられる?」
「人間界ならちょうどいい場所がある」
「よしじゃあそこに行こう。どう行けばいいんだ?」
「ここから南に人間界と繋がる扉がある。そこを通ればいい」
「よしわかった早速行こう」
「ここか。」
「ああ、そうだ。こっから先はいつ襲われてもおかしくないから気をつけろよ」
「え、そんな危ないの?」
「お前の知ってる人間界とは違うってことさ」
「わかった。じゃあ行こうか」
2人は扉を開けて先へ進んだ
「うわっ」
水の中に浮いてるような気味の悪い感覚が体を包み込む
いつの間にか2人は見知らぬ場所に立っていた
「ここが人間界」
「たぶんな」
「たぶんってどーいうこと?」
「俺もここにくるのは初めてなんだよ」
「え・・・はああああああ!!!!!!お前ここに来たことないのかよ!てっきりきたことあるもんだと思ってたよ!!」
二人の迷子が今人間界に降り立つ!
これからどうなるのか!
「どーすんだよーーーーーー」
「まあまあ」