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魔法の練習を終え、またルキアとともに歩き続ける。 途中、リンゴもどきを取ったり、涼むために川で泳いだりしながら結構楽しみながら歩いていた。



で、いま。





目の前には開けた平地。 地平線までちゃんと見える。 問題は、僕たちのいる場所が台地だということ、下の地面まで何百メートルもある。 グランドキャニオンなみ・・・




そして、まちが見えた。 高い城壁に囲まれたまちだ。

人口も多そうで、街というか都市って感じだな。 





まあ、ここをどうにかしないとたどり着けないんだけどね・・・・。 




あれこれ考えること15分。 いま、僕の背中には羽が生えている。 そう、寄生木を応用してみたのだ。 寄生木万能だな。



だが、羽があるないにかかわらずこんな高さから飛び降りるのは怖い。 いまなら 世界の果てま〇いってO の芸人さんの気持ちがわかる。 いやいや行っているのを見てめんどくせえなんて思ってすみませんでした。



うだうだ、悩むこと15分。 ルキアにけり落されました。



「うぎゃlkshdぎゅおp^~~~~!?」


自由落下する中何とか姿勢を保とうとすると、グライダーのように滑空できるようになった。



なんだこれ楽しい。 木原 森人若干15歳と数か月で人類の夢達成。 感動に浸りながらも一緒に飛んでいるルキアに 〝弾” をとばす。 一応魔力に反応しないただの ”弾” だ。 スピードも遅い。


「ふぐっ」


「ざまあ」


「モリト・・・?」


「蹴り飛ばしたお返しだよ」


「蹴り飛ばしたお返しのお返ししていい?」


「いや、ややこしくなるからやめ ふぎゃい」


ルキアがいきなり飛び込んできた。


「ちょ、ちょっとまって落ちる、落ちるから!?」


「これが蹴り飛ばしたお返しのお返しね。」


ルキアがにっこり笑った。


「ぎゃあぁぁぁああぁぁああっぅぅぅあぁ・・・・」


地上数十メートルまでの自由落下を楽しみました。



ちびってなんかないからね?

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