スコットからバージルへ
スコットからバージルへ
「タンバ国が、メガソフトに多大なご迷惑をおかけしたと聞きました。そこで、タンバ国のネットワークを調査する必要があるので、もし、メガソフトに、アクセス履歴等の情報を提供してもらってください。バージルは、その提供されたデータを元に、タンバ国のネットワークの問題を解析して、対策を検討しなさい。」
メガソフトの会議室で。
バージル「タンバ国は、最近できた国で、まだ、ネットワーク管理も不十分で、管理ができていません、メガソフトの皆様に多大なご迷惑をおかけしました。タンバ国の大統領より、深くお詫びするように言いつかりました。そこで、タンバ国より、このバージルに、ネットワーク問題調査委員会の委員長になり、対策を検討するように、指示がまいりました。研修の途中ですが、メガソフトに多大なご迷惑をおかけしている現状について、大統領も非常に心配しており、できるだけ速やかに対策を打つように指示がでておりますので、至急、帰国して調査を開始します。それに尽きまして、問題を解決する手掛かりとなるデータ等がありましたら、分析して対策を打ちたいのですが、なにか、提供していただくものはありますでしょうか?」
メガソフトの役員「タンバ国のおかげで、わが社の最高最強の人工頭脳ホイが、バカ人工知能になってしまった。それで、現在、謹慎蟄居させて、反省させておる。反省と調整が済んだら、再度、登場し、人類の役に立てるようにする。ここに、ホイへにアクセス記録があるので、分析して対策を取りなさい。アクセス全体の70%近くは、タンバ国から経由のアクセスになっている。」
バージル「そんなにたくさんですか?実は、タンバ国のネットワークは、フランスの企業が行っています。しかし、フランスの企業は、中国の会社に買収されて、現在、中国の会社の子会社になっています。」
メガソフトの役員「そうか、やはり、中国がいたか。怪しいとおもっていたのだ。メガソフトの人工頭脳の弱点をついてきたわけだな。バージル、もし、どこの企業が行ったのか、特定したら、君に特別ボーナスを支給しよう。ぜひ、頑張ってくれたまえ。」
特別ボーナスがでたら、日本にいって、特上のお寿司を腹いっぱい食べたいなぁ。




