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タンバ国から研修生の受入要請

タンバ国も、なんとか、経済に明るい兆しが見えてきた。ロジャーの新経済理論、新教育理論は順調にスタートしたようだ。

しかし、前大統領もなんとか、反撃したいと様子を伺っているという噂は聞こえてくる。周辺国が安定した様子を見せないなか、反乱軍とみなされてもよい現政権が、安定成長を見せ始めているのは、周辺国にとっても、面白くない状況だ。

タンバ国の大きな産業は、地下鉱物資源の輸出である。しかし、地下鉱物資源には限りがあるので、いつか、その資源は尽きてしまう。資源の有る内に、なんらかの産業を育成する必要がある。

ナウルという島国は、アホウドリのフンで埋め尽くされていた。そのフンには、リン鉱石は含まれていたため、その輸出で、一時の繁栄を極めたが、そのフンを取りつくしてしまうと、没落が始まってしまったのだ。タンバ国も、その二の舞を踏むことはできない。それに、タンバ国の領土はさほど大きくないのだ。あっという間に地下資源が終わってしまうのは、目に見えていた。


「あのー、ロジャー校長。われわれは、もっと、高度なコンピュータ技術を学びたいのですが、どこかに研修に行くことは可能でしょうか?」

「君たちは、タンバ国のオンライン教育システムを開発したグループだね。」

「はい、できれば、もうすこし、高度な人工知能技術を学びたいのですが、研修に行かせてください。」

「研修に行かせてもよいが、多くの場合、そこで、伴侶をみつけて、結婚して、この国に戻ってこないというが、一般的なのだが、君たちは、帰ってくる気はあるかね。」

「はい、もちろん、あります。タンバ国のために、一生を捧げる決意です。」

「そういう決意は、いけません。タンバ国は、自由です。自由に自分の進路を切り開きなさい。自分が活躍できる場があれば、どこへいってもかまいませんよ。未来はだれにもわからないのですから。」

「そういっていただけると、安心して、研修に行けます。」

「では、どこにいきたいのか、調査して、自分の推薦文を書いてもってきなさい。それをみて妥当もおもわれるところに研修に行けるか、問い合わせます。もちろん、研修費用は一切、国家が負担しますよ。面白そうなところを探しなさい。けれども、タンバ国は無名の小国ですよ。なにをちゃんと研修したいのか、よくアピールできるようにしないね。」


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「ロジャー校長、私をMITに行かせてください。」

「私は、メガソフトに行かせてください。」


「あの、私を日本の工藤博士にところに、行かせていただいてもいいでしょうか?」


「あなたは、日本に行きたいのですか?言葉は、大丈夫ですか?」

「大丈夫です。最新のスマホがあれば、会話に不自由しないそうですから。」

「じゃあ。工藤博士にところで、受入くれるか、校長の私から、連絡を取ってみるので、しばらくまっていなさい。MITとメガソフトにも連絡をとってみるから。」


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「おまえ、変わったところをみつけたなぁ。どうして、日本なんてところに行きたいんだ?」

「だって、オスシというとてもおいしい食べ物があるんだって、食べてみたいじゃないか。あと、テンプラとオサシミ、ラーメンが、とてもおいしいんだって。」

「なに、それがたべたいばかりに、日本に行きたいのか?あそこには、ニンジャやサムライがいて、のんびり歩いていると、切り殺されるという話だぞ。」

「そんなことはないみたいだよ、近代的なビルや高速鉄道も走っているし、大丈夫。それに、コンピュータ技術も進んでいるみたいだし。工藤博士は、天才少年だったそうですよ。」

「ふーん。そうかい、そうかい、せいぜいうまいもの食って、太って帰ってきなさいよ」


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「3人の皆さん。MIT,メガソフト、日本の工藤博士のそれぞれが、受入をしてくれることになりました。

くれぐれも、迷惑をかけないように頑張ってください。皆さんは、タンバ国以外を知らないので、まず、相手先の国について、1ヶ月の研修を受けてください。それでは、1か月後に出発です。」



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