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ロボットたちはなんでも知っている。

「おーい。僕の定期入れをしらないか? 見当たらないのだけど」

「あなた、どこかに落としんじゃないかしら」

「おととい、帰ってきた時は、持っていたから、家の中で無くしたのは間違いないんだが。」


ロボットのハルが突然、夫婦の会話に割り込んできた。

「定期入れですね。色はどんな色ですか?」

「フムフム、少々お待ち下さい。」


「お掃除ロボットのミーちゃんが、北緯36.23476587、東経133.47465887799」に

それは存在していると言っています。」

「今、家の図面と家具の配置図を重ね合わせます。」

「そのソファーの下に、定期入れがあります。」

「おい、お掃除ロボット君、押し出したまえ。」


「ハル君、僕には、ちゃんとしたミーという名前ががあるんだよ。」

「それに、君は6歳の男の子という設定なんだから、言葉使いがおかしいですよ。」

「おっと、それをすっかり忘れていたよ。僕は、6歳の男の子ハル君だったね。」

「今から、ハル君になるよ。」


「あんたねぇ。それじゃ、名探偵コナンじゃないですか。」

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