バッタ撃退用クラスター爆弾と機関銃
メイが、突然、大声をあげた。
「キャー!」
「メイ、どうしたんだい。君は、カンフーの名人だったんだじゃない。」
「ミシェル、ゴキブリが出た。ゴキブリが出た。戦闘開始よ。武器を頂戴。」
「フランスには、そんな武器はないよ。」
「まさか。宿敵。ゴキブリよ。新聞紙を丸めてよ。」
「君のご自慢の紙つぶて投石機では、ダメかい。」
「当たり前でしょう。紙つぶてが飛んでいく間に、ゴキブリは逃げてしまうでしょ。ゴキブリは速いのよ。」
「どうしよう。ここにキンチョウルがあるけど、いる。」
「とくにかくちょうだい。」
「ほいよ。」
「えい。どこへいった。この野郎ー。」
「やっつけたかい。」
「ううん。にげちゃったみたい。」
ーーー
「メイ、なにを考えているんだい。」
「ゴキブリじゃなくて、バッタ撃退クラスター爆弾ミサイル。」
「どんなのさ。」
「テレビ見た?あのバッタ群れ。恐ろしいよね。あんなのが、このパリにきたら、みんな逃げ出してしまうかもしれないね。それで、バッタを撃退するクラスター爆弾ミサイルよ。」
「どんな感じになるのかな?」
「こんな感じかな。長さ5M 上空100M に打ち上げ、そこで爆発され、そこから、1万個の超小型爆弾を放出し、そこから100個の小石を爆発させて、1km四方のバッタを一挙にやっつける。超小型爆弾には、爆竹を仕込んで、それを地面が地面に接触すると、爆発して、小石を周辺に飛ばして、バッタをやっつける。できれば、環境負荷がすくないように、爆弾は、紙筒つくる。ミサイル事態も紙でいいかもしれない。100m上空までとばすには、圧縮空気か、バネのようなもので、発射すればいいと思う。これは、兵器ではないんだ。これば、バッタ撃退装置南だから。」
「それから、この超小型爆弾は、専用ライフルでも発射できるようにして、ピンポイントで狙えるようにする。バッタの固まりに直接打ち込んで、やっつける。できれば、100発ぐらい連続して打てるようにしたいけど、弾が大きすぎるので、連続は、10発ぐらいかな。圧縮空気で、打ち出す。」
「すごいじゃないか。」
「基本構造と、設計図と、動作シミュレーションを、私のホームページにあげておくね。必要な人がみつけて、作る人がでてくるかもしれないしね。だれでも、参考にして使ってほしいね。」




