表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
252/284

ポーラよりミスタートムへ

「ミスタートム」

「どうした、ポーラ」

「旅の調子はどう」

「順調だ。アメシアスタンの現状が判ってきたよ。」

「そう、それはよかった。ところでミスタートム。アフリカでバッタが大発生したのよ。現在、紅海、ペルシャ湾をわたって、中央アジア、そして、東アジアに向かって、進んでいるのよ。」

「そうか。それはたいへんだ。アメシアスタンには、来そうかな?」

「本隊の直撃はないかもしれないなど、分かれた群れが襲う可能性もあるわ。なんといっても、彼らは卵を産みながら、移動しているので、数が、どんどん増えているのよ。アフリカの時も、だれにも防げなかったけど、ペルシャ湾を超えるころには、さらに、巨大化しているのよ。そして、これから、ますます、大きな群れになるわ。」

「アラビア半島の巨大な砂漠には、なにも、食べ物はないと思うけど、どうして、増えていくんだ。」

「彼らには、大きな羽があるの。1日で、何十キロも移動可能なの。巨大な砂漠も、彼らは、飛び越えられるのよ。」

「そうか。バッタは、高速で移動しているんだな。では、どうしたらいい?」

「直接防ぐ方法はないけど、準備をすることはできるわ。」

「アメシアスタンの気象庁や農業庁は、なにか、言っているか?」

「国内向けの警告は出しているわ。それに、アフリカの惨状について解説している。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ