バッタ退治の砂粒の大砲
ミシェル「メイ、バッタの大群をやっつける方法を研究してほしいそうだ。なんかアイデアはないか?」
メイ「誰も、防げないんだよ。殺虫剤を撒くぐらいしかできないよ。」
ミシェル「それは、わかっているが、それでも、防ぎきれないから、考えてほしいんだってよ。メイ、君ならできる。」
メイ「ミシェル、私の実力がわかってきたのかしら。えへん。」
ミシェル「そういうことだ。僕が、君の実力を認めたというより、うちのお偉いさんが、君の実力を認めたっていうことじゃないかと思うよ。」
メイ「ミシェル、あんたは、気楽だね。でも、いい人だとわかったけどね。うちのお偉いさんが、私たちの実力を認めんじゃないんだよ。世界中で、誰もできない不可能の問題を、私たちに出して、私たちができないことを楽しんでいるんだよ。ミシェルには、そういうことはわからないんだね。」
ミシェル「そうかな。うちのお偉いさんが、僕たちに期待しているっていってけど。」
メイ「期待ね。期待には、多分、2つの意味があって、成功するか、失敗するかかだね。多分、お偉いさんは、成功したら、自分の功績、失敗したら、密かに楽しむという期待があるんだよ。」
ミシェル「で、どう、何か、アイデアある。」
メイ「バッタというのは、ものすごい速さで、移動しているんだよ。問題は、その大群をどのように発見して、攻撃の準備をして、やっつけるということなんだろうね。」
ミシェル「高速移動物体を攻撃するには、レーザーがいいかな。」
メイ「レーザーを、打ちまくる。できなくはないけど、大掛かりすぎるし、大量の電気が必要だ、何百万匹、何千万匹のバッタを撃ち落としのは、とんでもない電気が必要だな。ちょっと無理かな。」
ミシェル「バッタだから、何か、いい方法はないかな?」
メイ「殺虫剤も使いすぎると、他の昆虫にも、ダメージを与えるから、本当は、使いたくないよね。火薬やガソリンは難しいよね。草に火をつけるといっても、逃げてしまうので、難しいなあ。」
ミシェル「バッタはどんどん移動しているので、ゆっくり退治するわけにはいかないので、短時間で、大量に攻撃できる方法が必要だな。」
メイ「攻撃ね。攻撃ね。」
ミシェル「飛んでいる無数のバッタを瞬間的に多数を遣っ付ける方法だ。」
メイ「うーん。難しいなあ。」
???「小石、小石、小石、地面の小石」
ミシェル「どうした?」
メイ「何か、声がしたような。なんか聞こえた。恋しい、恋しい、自分が恋しいって」
ミシェル「なんだ。それ。こいし、恋し?小石?」
メイ「そうっか、そうだよね。」
ミシェル「何か、閃いた?」
メイ「閃いた。閃いた。」
ミシェル「武器は、小石。砂つぶ。5mmから1cm程度までの小石を地面から集める。それを、小石入れを入れておく。それを、高速回転シャベルで掬いとって、バッタを目掛けて、投げつける。小石だから、人間にぶつかってもあまり被害は出ないし、そのまま、散らばっても、問題ないし。小石は、地面にたくさん落ちているので、小石がいっぱいあるところに行って掘って、大きな石と砂を分離しておけばいいし、畑で、使っても問題ないし。いいかも。」
ミシェル「ふーん。小石、砂つぶ・ぶつけ機か。いいかもそれ。」
メイ「高速回転シャベルで、掬って投げるので、連続発射が可能だし、エネルギーもエンジンを回転させるだけでいいので、非常に、効率的だ。小石や砂利は、地面にたくさんあるから、弾を作る必要がない。バッタのいない時に、どんどん蓄えておけばいい。」
ミシェル「なかなか、いいぞ。もし、実用化して、バッタ退治に効果的だったら、僕たち、すごいぞ、ズゴイぞ。」
メイ「何か、すごいのさ。」
ミシェル「大成功したら、ノーベル平和賞がもらえるかもしれないぞ。」
メイ「全く、あんたは楽天的で、夢想家だね。夢見るミシェルだ。」
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ワンコーロボット「おい、昼間の話聞いたか?
ムーミンロボット「聞きた、聞いた。」
ワンコーロボット「世界征服する秘密兵器を見つけたぞ。」
ムーミンロボット「何を見つけたのさ。」
ワンコーロボット「お前は、昼間の話を聞いていなかったのか?」
ムーミンロボット「聞いていたけど。秘密兵器なんてあったか。バッタ退治大砲があっただけだと思うけど。」
ワンコーロボット「バッタを退治するのは、小さな小石、砂利だが、サイズを、5cmとか10cmの石にしてみろ、世界制服をする秘密兵器にならだろう。バッタ退治が完成したら、その設計図を入手する。それを、10倍に拡大すると、世界征服の秘密兵器になるだろう。」
ムーミンロボット「そうか、10倍の大きさにすれば、人間をやっつけられる秘密兵器んあるんだ。」
ワンコーロボット「いいか、これは、人間には、絶対秘密だぞ。」
ムーミンロボット「人間には、絶対秘密、人間には、絶対言わないぞ。ムニャムニャ。」
ワンコーロボット「おい、お前、寝てるんじゃないだろうな?」
ムーミンロボット「ZZZ」




