大トンド国の新たな課題
大トンド国のスポーツ大臣「大統領、とんでもないことが起きています。」
トーゴ大統領「どうしたんだね。スポーツ大臣」
スポーツ大臣「この間、大アフリカスポーツ大会で、大トンド国のメダルの数が、激減しました。特に、陸上競技は全滅に近いものがあります。」
トーゴ大統領「どうして、そんなことになったのかね。」
スポーツ大臣「大トンド国の国民の体力が低下していると思われます。特に、若者の体力が落ちています。」
トーゴ大統領「原因はなんだ。」
スポーツ大統領「わが国自慢の新交通システムによって、我が国民は、あるくこと、走ること、持ち上げることを忘れてしまったのです。」
トーゴ大統領「どうすればいいだろうか。」
スポーツ大臣「そうですね。スポーツジムや体育施設を作るしかないのではないでしょうか?」
トーゴ大統領「金がかかりそうだな。」
スポーツ大臣「仕方がありません。それに、わが国も、いずれ、大アフリカ大会や国際大会、オリンピックを開催する時期がやってきます。現在のわが国の発展を考えれば、それは、さほど、遠いことではありません。今から建設すれば、大アフリカ大会、国際大会を開くことができます。その時は、トーゴ大統領が開会の挨拶をしなければなりません。」
トーゴ大統領「わしが開会の挨拶をしなければならないんだな。しかし、わが国が、ボロ負けでは、やるわけにはいかんな。」
スポーツ大臣「だからこそ、スポーツジムや体育施設を作るのです。そして、わが国が、たくさんのメダルを取れるようにするのです。」
トーゴ大統領「そうか、では、スポーツジムや体育施設を作るように色々計画を立ててくれ。それに、体力向上運動をしよう。それに、新交通システムをあまり使いすぎないように、有料にしよう。無料は、流石に、やりすぎだったかもしれん。確かに、燃料代は、ほとんどタダといっても、故障する自動車もあるわけだから、有料にしよう。国土大臣。新交通システムの自動運転電気自動車を利用する場合に、有料とする。国土大臣、どのようにしたら、うまくいくのか、検討してくれ。頼んだぞ。」