大トンド国からルル電気自動車への新たな注文
技師「アラン、大トンド国への輸出タイプの自動車に、太陽熱スターリングエンジン発電機を搭載してくれという注文がきたぞ。しかも、改良型発電機だ。」
アラン「改良型発電機とは?」
技師「太陽熱スターリングエンジン型発電機には、平面の虫眼鏡型レンズをつけて、焦点に、スターリングエンジンに焦点を集めようとして、エンジン自体を焦点になるように移動させてきた。ところが、大トンド国のアイデアは、とんでもないぞ。」
アラン「何が、とんでもないんですか?」
技師「我々も、大天才だと思っていたが、大トンド国には、とんでもない大天才がいるかもしれない。」
アラン「とんでもない発明なんですか?」
技師「すごい大発明だ。まず、平面の虫眼鏡を半球状態にして、太陽の移動を追跡しなくても良いようにした。その上、スターリングエンジンの熱受光部を大きくして熱伝導性に良い銅で作って、おけば、移動させる制御がいらない。固定でいいのだ。」
アラン「本当だ。確かに、とんでもない天才がいるのかもしれませんね。コストも、10分の1以下で、メンテナンスフリーですね。すごいですね。生産効率が一挙に、1000倍になりますね。」
技師「そうだ。メンテナンスフリーで、そこら中においておくだけで、電気をどんどん勝手に発電して、電池に貯めておことができる。」
アラン「電気革命ですね。直流12V、5V時代の幕開けですね。」
技師「どうも、それは、大トンド国から、本格化仕様だぞ。それで、To-Goo型電気自動車に小型スターリングエンジン発電機を搭載して欲しいということだ。」
アラン「確かに、天才がいるようですね。それを4つTo-Goo型自動車の天井に4つ、もしくは、8つを組み合わせてあまり、目立たないようにつけましょう。」
技師「それで、大トンド国から、家庭用に1m立方程度の改良型太陽熱スターリングエンジン発電機を100万台の注文がきたぞ。大トンド国の本気だは、そこがしれないな。もしかすると、大トンド国は、大化けするかもしれない。いつか、アフリカの超大国になるかもしれないぞ。」
アラン「国家の発展は、国民には、嬉しいかもしれないが、現在の超大国やなかなか発展しない国とっては、目障りで、厄介な国だ。大統領の暗殺や事故死、病気などに注意しないと、何が起こるかわからないぞ。クーデーターも要注意だ。」
技師「おいおい、そんなに物騒なのか?」
アラン「他国の急速の発展は、羨望の的になる。大トンドこくは、それなり裕福で、大国なので、抜かりはないと思うが。つまらない野望がなければ、いいのだが。」
技師「まあ、100万台の中型改良型太陽熱スターリングエンジン発電機の生産を始めるぞ。」