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俺は、天才かもしれないな。

技師「おい、アラン、俺は天才かもしれないぞ。」

アラン「また、何を思いついたんですか?」

技師「摩擦あるところに、静電気ありだ。」

アラン「だから、車体とタイヤから、静電気を集めようと、考えたんじゃなかったんですか?」

技師「だから、摩擦あるところに、静電気ありだ。どこに摩擦があると思う。」

アラン「車体とタイヤ以外に、摩擦があるというわけですね?」

技師「ピンポーン」

アラン「どこです?」

技師「ブレーキ、ブレーキ。ここにはとんでもない摩擦がありますよね。」

アラン「そうか、確かに、ブレーキには、摩擦の塊のようなものですね。すごい摩擦ですよね。だから、大きな静電気が発生するというわけですね。」

技師「そうだろ。俺は天才だ。」

アラン「確かに、天才です。では、特許の申請をしましょう。」

技師「そうだな。空気と車体の摩擦、タイヤと地面の摩擦、ブレーキとタイヤの摩擦の3点の摩擦による静電気を回収して、電気自動車の蓄電池に充電するということだが。この静電気だけで、電気自動車の全てのエネルギーを賄うのは、難しいかもしれないが、かなりのエネルギーを補填することができるんじゃないかな。」

アラン「まあ、いろいろ実験が必要ですけど」

技師「試作自動車を作ってみよう。」


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