トーゴ大統領とロハハ大統領の会談
トーゴ大統領「相談したいことがあると、聞いたが」
ロハハ大統領「数年の一度、大発生するトノサマバッタの撲滅を連携してできないものでしょうか」
トーゴ大統領「確かに、トノサマバッタが、大発生するのは、困り者だ。全ての食べ物が、食べ尽くされてしまう。いつも発生するのは、タンバ国だぞ。なんとかして欲しいものだ。」
ロハハ大統領「それで、なんとかしたいと思いまして、国境をこえて飛んでいくトノサマバッタをどのように捕まえたらいいのか、協定を結びたいのですが。」
トーゴ大統領「それは、大切ですね。協定を結びましょう。ところで、雨乞いが大成功そうですね。どうやって、雨乞いを成功させたのですか?秘密を知りたいでね。」
ロハハ大統領「私も、まさか大成功するとは思わなかったのですが、ルル族の雨乞いの儀式のマジックです。見ていると、驚くことに、ライオンや象、キリンなどに扮した若者たちと長老達が、雨乞いをしていくと、青空だった空に、雲が、湧き出たのです。それは、とても、不思議な光景で、魔法かマジックを見ているようでした。」
トーゴ大統領「タンバ国は、科学立国で、コンピュータやロボットの活躍する国とお聞きしまたが、それが、雨乞いとは、なんとも。」
ロハハ大統領「私も、あまりの旱魃なので、国民に危機感と団結を持ってもらおうとしたまでで、あまりにも、まさかの展開で、驚いているところです。」
トーゴ大統領「あなたが驚いたという雨乞いを私も見て、驚いて見たいものですね。」
ロハハ大統領「次の機会がありましたら、必ず、招待状をお出しいたします。雨乞いが成功するかわかりませんが。ところで、お願いがあるのですか」
トーゴ大統領「どんなお願いですか」
ロハハ大統領「大トンド国の国境の砂漠の中を水路を作って、水をタンバ国の首都タンタンバまで、持ってきたいのですが、できないでしょうか?」
トーゴ大統領「砂漠の中を水を通すことは不可能だと思うが」
ロハハ大統領「水路で持ってくるのは、不可能なので、砂漠にパイプを通して、水を運ぶことを考えています。」
トーゴ大統領「パイプで、運ぶわけだ。まあ、いいだろう。やってみるがいい。水代は、どうするのかな。」
ロハハ大統領「さすがに、無料というわけには行きませんね。代金を決めてください。お支払いをいたします。」
トーゴ大統領「こちらが決めて代金を払うということだな。しかし、3年間は、無料にしよう。この水路が成功したら、その時、価格を決めるというのは、どうかな?」
ロハハ大統領「嬉しい提案ですが、二十年ぐらいは、契約はできないでしょうか?」
トーゴ大統領「10トン 1タンバではどうか?で、3年間は据え置きにしよう。」
ロハハ大統領「どうしても、3年間無料なのですね。」
トーゴ大統領「3年間は無料だ。」
ロハハ大統領「ありがとうございます。早速、建設させていただきます。砂漠にパイプで水を運ぶと、温泉になってしまうかも知れませんね。」