大統領様 ドイツの電気自動車と提携なさいませ
ムーンライト「大統領様、タンバ国で、ドイツの電気自動車メーカーが、生産を始めるそうですよ。このドイツの電気自動車メーカーと提携をなさいませ。」
大統領様「そのドイツのメーカーは、すごい会社か?」
ムーンライト「自動車の生産台数では、トップクラスです。」
大統領様「なんで、そんなすごい会社が、ちっぽけなタンバ国で、電気自動車の生産を始めるんだ?おかしいだろ。絶対怪しい。」
ムーンライト「確かに、怪しいですね。アメリカやヨーロッパでは、すでにたくさんの自動車が存在しているので、自動運転車を投入すると、人間の運転する車と自動運転の車の2種類が混在してしまいます。ところが、タンバ国や我が国には、自動車の数も多くないし、道路もこれから整備です。自動運転用の道路整備をして、自動運転車のみの道路交通網を作り出すことができます。どうせ、道路の整備や自動車の普及はこれからなので、ドイツの自動車メーカーのやり方で、できるので、その挑戦のようですよ。」
大統領様「そのドイツのメーカーと提携せよというんだな。」
ムーンライト「レアメタルの提供と交換に、この国の道路交通網と自動運転電気自動車を提供してもらいましょう。最先端技術の自動車が手に入りますし、道路交通網のシステムも手に入ります。タンバ国とわが国が、電気自動車最先端技術国になりますよ。アメリカより、ヨーロッパより、日本より、一番優れた電気自動車が走ることになるんです。素晴らしいでしょう。ドイツの電気自動車会社と提携なさいませ。この会社は、南アフリカに、自動車製造の大きな拠点があるんです。そのうち、アフリカ中をこの自動車が走り回るようになりますよ。そして、世界中に広がって行きます。その電気自動車の電池の使われているのが、我が国のレアメタルですよ。」
大統領様「世界中の電気自動車が我が国のレアメタルの使った電池が使われているんだな。」
ムーンライト「きっと、そうなりますわ。ドイツの電気自動車会社と提携をなさいませ。」