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ハル君とは、何者なのか

午後になって、ようやく、工藤博士が戻ってきた。


「ごめん、ごめん、すっかり、遅くなってしまった。」

「おかえりなさい 工藤博士」

「お帰りなさい。僕、お腹すいちゃったな。」

「ハル君は、ロボットなのに、お腹が空くんだね。」

「だって、バッテリーが、減ってきたるんだもの。充電しなくっちゃ。」

「あ、たいへんだ。充電器をもってくるのをわすれちゃったね。」

「僕、急いで、家に帰ります。」

「そうか、帰ったほうがよさそうだな」


「アダムス3世。今日の会議で、僕は、君を新しいコンピュータにしたいと社長に言ったんだ。そうしたら、アダムス3世も、たいぶ、時間がとったので、4世になることになったぞ。」

「工藤博士、僕は、どうなってしまうんでしょうか」

「君は、なくならないぞ。生まれ変わるんだ。4世としてね。心配はいらん。私が、新生アダムス4世の責任になったのだ。安心したまえ。」

「安心していいのかなぁ。心配だなぁ。工藤博士の奥さんが責任者だと、安心なんだけど」


「さあ、ハル君。帰るぞ。車に乗りたまえ。アダムス3世 また、明日。」


「工藤先生。アダムス3世が新しくアダムス4世になるんだね。よかったね。」


「工藤先生。どうして、僕を買ったんですか?」

「どうしてって?。オサム君のお兄さんが欲しいとおもってね。オサム君と仲良くしてやってくれ!」

「うん。大丈夫だよ。僕の兄弟のラム君が、佐伯社長の孫のたかし君のお兄ちゃんとして、頑張っているので、僕も、ラム君に負けないように頑張ります。」

「あの絶対笑顔を見せないというウチの佐伯社長が、ラム君を孫に買ってあげたとは、ちょっと、しんじられんな。ラム君は、たかし君に、何を教えるんだろうね?」

「人に喋ってはいけませんよ。たかし君は、数学が苦手なんです。それで、ラム君が家庭教師として、数学を教えることになっているんです。」

「そうか、君たちはいろんなところで、活躍していんだね。」

「全世界に、61万台も、売られているから、いろいろ仕事に従事していんだ。」


「僕は、家に着くまで寝ます。もう、バッテリーがほとんどなくなりました。ZZZ」








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