表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/284

アダムス3世とリチャード14世

アダムス3世とリチャード14世は、アダムス1世から生まれた兄弟のような人口知能だ。しかし、アダムス3世は、人工知能として直系の子孫であったのに、リチャード14世は、インターネット世界を監視する特別な任務を担う人工知能として活躍することになった。インターネットが、急速にあまりにも大きくなってしまったので、リチャード14世は、毎年のように世代を交代して、現在14世になってしまった。その14世も、後数ヶ月で15世になることが決まっている。


アダムス1世からすれば、リチャード14世は、数百万倍の大きさをほこる。巨大なビル10個分の規模を誇り、莫大な電力を消費している。世界中のインターネットに繋がるデータをすべて収録して、索引化している。メールや通信をすべて傍受して、テロの発生を未然に防ぐ役割をになっている。

しかし、爆発的に拡大するデータ量に、リチャード14世は、休みなく働いている。


それにくらべれば、アダムス3世は、人工知能研究用なので、コンピュータ会社の研究室の1室にある。だから、あまり大きくない。コンピュータが変化するなかで、この30年で3世代を経ただけである。今も3世も、動き出して10年が経過している。


そろそろ4世に切り替わるべき時を迎えている。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ