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王女の犬  作者: Taさん
第一章 魔導書を手に入れろ!
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第10話目 雷帝2

いつも読んでいただきありがとうございます!

今日も宜しくお願いしますねー!!

そう叫んだ一人が懐から取り出した銀色の仮面を被ると、すぅ~っと姿が……




「なぁ!! どこに消えやがった!?」



取り囲んでいた雷帝達の前から消えたのである!!




「クバぁ!? な、なんで!? ど、どこ……からだぁ!!」



その一瞬の間にも雷帝パーティーの一人が斬りつけられたのだが、

そこでことは切れずに斬りつけてきた相手を斬り返してきたのである!


ただ相手の姿は消えているためアイテを捉えることはできずに、

ブオンといった音が響くだけである!


その光景を見た別の雷帝の仲間が叫び越えを上げて、




「こ、コイツ!! 七英雄の一人か!?」



その言葉を聞いた雷帝はすぐにピンときたようで、




「アァン? 銀仮面か? 本物か?

 面倒くさいやつを引っ掛けてきやがって……お前らぁ!!」



雷帝が悪態をつきながらも周りを見渡し、消えた銀仮面を探す。


だが、周囲を何度も何度も探すのだが、相手を見つけることができないようで

漏れるような声で、




「うぜえな……コイツ……」



そう口から言葉を漏らすと、剣に傍から見ても分かるくらいの魔力を流してから叫ぶ!


雷帝の行為に対して、慌てて距離が少しはなれていて、

銀仮面側の一人と交戦していた仲間が制しようと叫ぶのだが、




「う、ウソだろう!? ちょ、ちょっと待ってくれ!!

 こんなところでそんな雷の魔法を放たれたら、俺も巻き添え食っちまうよ!!」



そんな仲間に対して雷帝はニヤリと笑ってから、




「良かったなぁ~、この雷帝様の手で死ねるのだからな!

 あの世で自慢しろ!! 雷帝様の手にかかって俺は死んだんだってな!!」



そう叫ぶや否や雷帝が剣を振るう!!


空を切ったその剣の軌道に沿うように稲妻が走るのだ!!


激しい音ともに辺り一面に走る雷!!


叫んでいた仲間とともに銀仮面の仲間を巻き込んで、激しい電撃が光と爆音とともに襲う!!


雷帝の一撃は、一区画ではおさまらず、周囲を電撃が包みこんでいったのであった……


電撃がおさまった頃には、黒焦げになった遺体が2つ地面に転がっていて、

それを見た残った雷帝の仲間が、




「う、う、うそ、嘘だろう……」



と声を漏らしながら、呆然と遺体を見ていたと思った瞬間、




「ふへぇ?」


雷帝に腕を掴まれて引っ張られて間抜けな声をあげた!


そして、そのまま雷帝の怪力によって腕を掴まれていた男は無造作に投げられるのだが、




「なぁ!?」



「うごがぁ!?」



鈍い衝撃音と共に見えない壁に当たったように空中で一瞬止まり、

二人の声が響いたのだ!!


その声を聞いた雷帝はニヤリと笑いながら、




「お前が七英雄の一人の“銀仮面の死神”だってか?

 この雷帝の俺様と並んで王都で評されている……

 狙われたら最後、気がついたら死んでいるか……」



そこまで言ったところで、鼻で笑いながら雷帝は、




「ハン! 馬鹿馬鹿しい! ただの認識阻害じゃねえかよ!!

 そこら辺の雑魚どもには通じるかもしれないがな!

 この雷帝様ほどになると、認識阻害の対処法を知っているのだよ!!」



怒気を込めて叫んだ後、雷帝は間髪入れずに銀仮面の死神に対して剣を突き立てた!!


ただ……




「ぐはぁ……うそ……で……しょう?」



「おま……え……これ……が……にん……げん……のやる……こと……か?」



ぶつかり合って重なっていた二人ごと剣を突き立てたのである!!



雷帝の仲間の男が血を吐きながらも何とか雷帝に助けを請う。




「た、助けてくれ……今なら……まだ助かる……

 だから……雷帝様……剣を抜いて……エリクサーを俺に……」



縋るように震えながら、手をのばすのだが、そんな仲間を一瞥して、




「何でてめえごときに貴重なエリクサーを使わなきゃいけねえんだよ!!

 馬鹿なことをぬかすな! お前とごきには薬草すらもったいない!!

 そんなバカにエリクサーなんかを使うわけがないだろう!!」



そう言い放った後で仲間を見捨てて銀仮面をつけた方へと視線を向けてマジマジと見た後で、




「……で、誰に頼まれた?」



「頼まれてなどいない!! 勝手にお前らが絡んできただけだ!!

 俺達は何ごともなく立ち去ろうとしていたところを貴様たちにな!!」



銀仮面からの言葉を聞いた雷帝はニヤリと笑いながら、




「まあ、簡単には喋らないよなぁ~……と言うか、簡単に喋るなよぉ~」



喜々として言った後、二人に突き刺していた剣にさらに力を込めて、

グリグリと動かしたのだ!




「うぎゃぁ!? いてぇ! いてぇよ雷帝様!

 止めてくれ! 止めてくれよ!

 仲間だろ!! 俺達仲間じゃないか!!

 だから、止めてくれ!! いてぇよぉ!! いてぇよぉ~!!」



泣き叫ぶ仲間に明らかに苛ついた態度で、




「黙れクソが!! 貴様のせいでコイツを連れて来たのだろうが!!

 その償いはてめえの命でしろよ!! それでも償いには全然足りないくらいだがな!!」



そう言うや否や仲間の身体を片腕で掴んだかと思ったら、いきなり揺するのである!!


いつも読んでいただきありがとうございます!

是非ともブックマークおよび評価をお願いします!

そのワンポチが……明日のやる気に!!

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