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どうせうまくいく  作者: どうせうまくいく
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エピローグ 学生編

どうせうまくいく。


この言葉を知ってからの話は、後に回し、それまでの人生を振り返ってみたら、不思議な感じがした。


「俺は、ついていない」

「なんで、俺が」

「俺にはムリ」

これらが、いつも思っていた事だったような気がする。


 小学校の成績は中の下。運動神経も良い方ではない。特別な才能があって、その分野で表彰された記憶もない。

 4年生になったら、イジメにあい、担任には「やり返さないお前にも責任がある」と、言われたのは今も記憶にある。

 親には感謝しているけど、何故かお金に関して厳しい親で、同級生と比べた時に、いつもお金がなかった記憶がある。


この時から、

「俺は、ついていない」

「なんで、俺が」

「俺にはムリ」

と、いつも思っていたのかも。

というのも、そんな事を思っていたのも、気づかないほど、深く思っていたのかもしれない。


 でもなぜか、人前で話すのが好きで、生徒会長のような事をしていた。町内会のソフトボールに入っていて、なぜか6年生の時は優勝して、チームの中心選手になっていた。


これが小学校の時の記憶。



 中学でも、小学校の時のイジメが続いていて、同級生、先輩のカバンを持たされた。したくもないケンカをさせられた。仲が良いと思っていた人達から、突然シカトされた記憶もある。


この時も、

「俺は、ついていない」

「なんで、俺が」

「俺にはムリ」

と、好きになった子が同級生と付き合ったときに、ケンカサセラレタ時に、シカトされた時に、いつも思っていたのは、よく覚えている。

お金も100円持っていれば、嬉しかったのも覚えている。


だけど、

特に運動神経が良い方ではなかったけども、小学校のソフトボールの延長で続けた野球では、レギュラーになれて、市の大会で優勝した。

成績はやはり中の下。でも、野球部の監督を追いかけたく、その監督の赴任先の高校を志望校にしたら、無事入学できた。

人生初の彼女も中学で出来たし、後で聞いたら、実は年下からはモテていたらしい(早く言えよ!)。



高校は、可もなく不可もなくといった感じだったが、その頃から、「将来は社長というか、自分で何か事業をしている、会社員ではない人生になるだろうな」、「将来は海外で生活してるだろうな」とボンヤリ思っていたのは覚えている。



実は、この2つはすでに現実になってしまった。

そういえば、「どうせ自分でなんかするんだろうなぁ」、「どうせ海外で生活するんだろうなぁ」と、思っていたのは、明確に覚えている。

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