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真水のスライム  作者: ふぃる


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65/228

65話 決意と共に①

「本当に大丈夫なのね?」

 エンからの念押しの確認。

「あぁ。

 何かあったら責任は僕が持つ。エンもそのつもりでいてくれ。」

「…一応。期待はしておくね。」



 閑話休題、改めてエンが話を切り出す。

「それで、これからどうする?」

 僅かだが触れた濃度130の世界、「関門の獅子」の存在。

 奴との接触を回避するか、前みたいに撃退するか。いずれにせよ、対策は必須。

 そして、第一案は既に決めてきていた。

「『関門の獅子』を、討伐できればと思ってる。」

「…正気? 直に戦ったあなたが、一番力量差を知ってるはずよね?」

「分かってる、現実的に厳しい事くらい。

 けど、大きな功を立てて早く銀板級試験を終わらせる。安全を取ろうとするより、その方がいいと思う。ラディの為にも。

 『関門』だなんて呼ばれて伝統行事のような扱いをされてても、結局は誰かが倒さなきゃいけない脅威なのは変わらない。だろ?」

「…前者はともかく、後者は同じ事を考えた冒険者は他にもいる。その上で、今もなお徘徊している。つまりそういう事よ。

 前にも言ったけど、『関門の獅子』は打たれ強さと逃げの判断・逃げ足の早さを強みとする。

 撃退と討伐では、難度が違いすぎる。」

「けど撃退するにしても、討伐するくらいの気持ちでやらないとできないと思う。実力差があるからこそ。

 それとも奴の接近を奴よりも先に感知して回避できる?」

「…それは無理。前の時も全力で探知をかけてたけど、あっちの探知範囲の方が上だった。

 魔力濃度が濃くなると魔法での探知は難しくなってくるし、眷属となると魔力の質が似るから余計に難しい。

 足音での探知もあの一帯での経験が少ない現状では、特定して探知するのは現状では無理。」

 エンが一息つき、言葉を続ける。

「分かった。

 最悪の場合、正面切っての討伐戦まで視野に入れておく。ただしあくまで他に手が無くなった場合の最終手段、基本はこの間と同じ撤退戦として考える。

 それでいい?」

「おっけー、了解。」

 そう答え頭では納得はしたが、やはり討伐の意気込みは完全には消えなかった。

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