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132話 束の間⑧

 あれから早三日、まだ三日。

 早くも体力的な厳しさが来ていた。


 日中はおおよそこれまで通り、加えて時々ラディが代わりに現場に降り、その動きを観察して戻ってきた時に簡易反省会。

 活動量的には減った…のだが、真似られる参考となる以上、これまで以上に余計なミスはできない。結果、気力も体力もより多く消耗してる。

 そして夜はラディとの組手。日中の反省点のおさらいや、細かい違和感を修正していく。


 結果、体力の回復が追い付いていない状態。

 常人ならそんなもんだ、とミレースさんは言ってたけど、ラディにテムスさんと底なし持久力2人に挟まれていると、あまり慰めにはならなかった。


 ところでラディの化ける術は「操水術と屈折の応用」という事ですんなり通った。

 過去にも似たような事をする英傑が居たらしく、その方面での面倒事が無いのは大いに助かる。


「…手伝います?」

「いや…どうにか大丈夫。」

 壁を頼りながら、どうにか寝室階にたどり着く。

 その途中、1枚の張り紙が目に入る。

 使われていなかった連絡板、今日の朝までは何も貼られていなかったはず。

「なんだろこれ…『南門地区夏フェスタ』?」

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