守矢神社
少し少ないです
諏訪子Side
さ〜てこの子に膝枕でもしてあげようかな?
さっきの威圧は流石に大人気なかったからね。
香燃「スーzzz………スー…やぁ、ヘビやだぁ」
……ヘビってミシャクジ様のことかな?
まぁ威圧する時に祟りでミシャクジ様の姿にして威圧したからしょうがないかぁ。
ん?神奈子が帰って来た!
フフフ、この子を見た反応が楽しみだよ。
神奈子「お〜い、帰って来たぞ〜」
障子を開けながら入ってくる。
諏訪子「おー、お帰り〜。それより見てよ神奈子!」
私は自慢する様に私の膝で気持ち良さそうに寝ているこの子を見せ付けられる。
神奈子「なんだい、この妖怪は?」
諏訪子「ん?拾った」
神奈子「……本当の事を言わないと早雪に頼んで今日の酒を無しにしてもらおうかな?」
諏訪子「ヘ!?何でさ、早雪が神奈子の命令なんて聞くわけ無いじゃん」
神奈子「この前の将棋で優勝したら、二人の内誰か一人に命令できる権利をまだ使ってないよ?」
あ、この前の将棋大会か!やばいお酒無しは嫌だ。
諏訪子「わ〜〜、ごめんって神奈子!正直に話すから許してよ」
少女説明中
諏訪子「……………で威圧を消したら気が抜けちゃっで気絶したから、お持ち帰りしたってわけ♪」
神奈子「………それはやりすぎだ諏訪子。だから今晩のおかず一つくれたら早雪には黙っててやるよ!」
諏訪子「え〜、………分かったよ」
しょうがない。この事を早雪にバレると、3日間お酒無しになっちゃうからね。
それに比べればおかずの1品なんて安いものだよ。
早雪「諏訪子様、神奈子様、只今戻りました!」
神奈子「ん、お帰り早雪」
諏訪子「お〜お帰り早雪〜」
早雪「は〜い、ただいまです。今から夕食を作ってき…ま……す…………ちょっと諏訪子様!?何処から攫って来たのですか!」
諏訪子「攫ってないよ。拾っただけだよ?」
早雪「いやいや、嘘ですよね!?何処の人様の子ですか?………大丈夫です諏訪子様、私と一緒に謝れば許してもらえますよさぁ謝りに行きましょう諏訪子様」
やばいね。早雪が本格的に壊れて来たよ。
諏訪子「大丈夫だよ早雪。この子妖怪だから、しかもこの子は一人一種族だから親はいない筈だよ」
早雪「はぁ良かったです。………ってその子本当に妖怪なんですか!」
諏訪子「そうだよ、可愛いでしょ?」
早雪「いや、何で自分の事のように言っているんですか……あ、この子って昨日蕎麦を食べていた子じゃないですか!」
諏訪子「ほらほら、この子が起きちゃうでしょ?」
香燃「う〜ん……ZZZ…お蕎麦下さい」
早雪「!?か、可愛い」
早雪は自分の世界に入っちゃった様だねぇ
神奈子「ほ〜う、確かに愛らしいな。しかもこの妖怪、結構徳を積んでいるようだね。少しだが信仰もされているようだ。」
諏訪子「あれ?本当だ。でも信仰の力なんて感じ取れないよ?」
神奈子「ほら、体の奥底にあるよ。………しかもかなり高密度であるよ」
諏訪子「あ、本当だ。ますますこの子の能力が気になってくるね。………ん?神奈子〜、早雪〜この子が目覚めるよ」
さてさて、この子は私達にどんな影響を与えるのかな?
楽しみだよ。




