表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方式神伝  作者: 爆発的理想
4/10

力の使い方

すみません遅れました。

では、本編をどうぞ

「……ふぁ〜」


…………!?

私は直ぐに飛び起きた。森で安全な拠点で寝ないことは命に関わるからだ。

慌てて周りを確認してみるが、特に襲われること無く一夜を過ごせたらしい。


「良かった〜」


さて、まずは昨日のことを整理してみよう。

え〜っと、順番にしていくと、1:妖怪とエンカウント=餌と見られ襲われる=何か能力発動=力を返して倒す。


………………………意味わかんねぇ。

折角暇潰しが出来ると思ったら化け物とエンカウントって、運がないなぁ?!


はぁ、もういいや何でも。

取り敢えず私の能力の実験?を始めるか。

今後またこんな目にあったら洒落にならないし。


さて、私の能力の名前から察するに、どうやら私は力を貯め込むことができるそうだ

まずはこの『力』の定義を理解しなくてはならない。

まずは昨日妖怪と戦った際に出来た攻撃の力を貯め込むことが、どこまで出来るかどうかだな。


私の予想だけど、もしかして昨日の攻撃はただ攻撃を、運動エネルギーとして貯め込んだ?

…………駄目だわからない。

そもそも運動エネルギーを貯め込むなんて本当にできるのか?

でもそうじゃなきゃ昨日の攻撃が効かなかったことが証明出来ないしな〜。

取り敢えず実験してみれば分かるだろう。










「うりゃ!」



今私はそこらの木に私は全力の攻撃をしている。

何かに物理的な力を加えれば、加えた分だけ自分にも同じ力で返ってくる。

中学三年にもなれば学ぶことだが、これが本当ならば返ってくる力を貯め込むことが出来るかもしれない。


………………………






結論から言うと、返ってくる力も貯め込むことが出来た。

次は熱エネルギーを貯め込んでみる。

これも問題無く貯め込めた。


さて、どうやら私の能力は世界に存在する全ての『力』、『エネルギー』を貯め込めるようだ。


次に、溜め込んだ力を利用する方法を増やそう。

昨日はただ貯まった力を相手の方に向けて、放出しただけで、貯まった力の利用方法が、どこかに向けて力を放出するしか無いことは無いだろう。


私は試しに、よくラノベ漫画に出てくる強化魔法みたいに、自身の妖力と溜め込んだ力を利用して、自分の身体能力を強化出来ないか試してみる。






これも問題なかった。

ただ、光エネルギーや音エネルギーなどを使っても、身体能力を強化することが出来なかったが。


次にわかったことが、この溜め込んだ力を他の誰かに利用させる事が出来る。


実験で、そこらの傷ついた木に、森の余った生命力を溜め込んで渡そうとしたら、緑色のビー玉サイズの玉が私の手の中に出て来た。


「えっ何これ、こんなの持ってなかったはずですよね?」



試しに、木にそのビー玉を押し付けてみたら、そのビー玉が気の中に、まるで抵抗無く木に入っていった。


するとどうだろう。

木の傷がどんどん治っていく。

数秒もすると木の傷は、跡形もなくなっていた。



「これは……………使えますね。癒玉と名付けましょう、植物以外にも効果はあるのでしょうか?」


そうゆう訳で取り敢えず怪我をしている動物を探してみる。

すると遠くで何かが倒れていた。


「あ、雀が倒れてる。何処かに怪我でも追ったのかな?」


よく見てみると、羽の骨が折れている。

これでは直ぐに捕食者に食われてしまうな。

まぁこれも何かの縁だ。実験だからな、けして可愛かったからではないぞ!


「ほら、これを食べて下さい」


私は雀のくちばしに手を近づけ、BB弾位の癒玉を作り出して飲ませる。

やっぱり数秒で元気になった雀が、私を見ると直ぐに飛び立っていった。


「あぁ!可愛かったのに………」


まぁ雀は野生だから当然の行動だが、それでも少し寂しかった。


感想を待っています!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ