あかされる真実
「はいはい、紅美は相変わらずせっかちね。まぁどっちみち今日話す予定だったからべつにいいけどね。」
「今から話すから、えとね。ママとパパはね向こうの世界の王族でさぁ向こうにいると城からあんまし出れなくてつまんない日々を過ごしてたんだ、そのときにねママはもう結婚する相手が決まってたからなおさらね。その結婚相手の人にあったら話しやすくてね~しかもママとその人はねおんなじ気持ちだったの城からでて自由に暮らしてみたいなってそれから時間がたって私たちは結婚したのよ!どうよ!」
「それが私たちのお父さんなんだよね?」
「そうだよ、私たちは結婚してからは幸せだったよ。もう今までの退屈な日々が嘘みたいに変わったからね、それからしばらくしてね私たちに子供ができたのそれが牙帑よ。もうすぐ生まれそうなときに不幸なことが起きたの。」
リサの目はさっきまでみたいに明るく笑ってはいなかった、それどころ今にも溢れそうな涙を目にためていたのだ
{牙帑変わるね}
{毎度急に変わんな!}
「っち、母さん?」
「牙帑それに紅美、今から話すことをちゃんと理解してね。」
「それでなにがあったんだよそのときに?」
「もうすぐってときにね、私たちの子供のうちの一人がね私のお腹の中で死んでいたの。」
{ 子供の一人が死んでた?じゃ俺に双子の兄弟がいたのか?なんで今までそのことを黙ってたんだ
「それを医者に聞かされた私はなにがなんだかわかんなくなって泣きながらね、どうしてと叫んで泣いてたの。まぁパパが私の側にいてくれたからなんとか頑張っていけたわ、それからしばらくして元気な男の子が生まれた・・それが牙帑よ。すごくうれしかったけどその子のあとに出てきたもう一人はもう死んでいた、わかっていても辛かった守れなかったから牙帑の妹を私の娘をそう思ったら泣きながら謝ってわ。」
{俺に妹がいたのか}
「それからしばらくして私たちは国王つまり私のお父さんにあることお願いしたの。」
「なんて?」
「私たち家族は地球で暮らしたいとお願いしたの普通なら許してくれないことなのにね、でもお父さんは許してくれたのよ。」
「そっかそれからずっとこっちにいたわけか。」
{その死んだ妹ってのが紅美か、まぁなんでその魂が俺に入ってんのかわかんねーけどまぁいいや}
{私てきにあんまりよくないんですけど?}
「だから向こうに行きたいなら構わないよ、もともとあっちの人間だからね。だけど私も行くけど。」
「なんでさ?」
「だって向こうに行けばパパに会えるし、それに牙帑は王子なんだから気を付けてもらわないと。まだあなたの護衛も決めてないからそれも決めに行かないといけないし。」
「王子?なに言ってんの母さん?」
「あれ言わなかったけ?私たちが王家の人間だって?」
紗美はおかしぃなと考えていた
「いや・・それは聞いたけどさだからってなんで俺が?」
リサは鋭い目付きで牙帑をにらんだ
「あんた1回ぐらい氷づけにでもなる?たく、なんでわかんないかなこのバカ息子はいい!もっかい言うからちゃんと理解しろわかったら返事しな?ほら?返事はどうしのよ?」
「はい」
{母さんがキレたのはじめてみた}
「私のお父さんは国王よ、それで私は国王の娘、んでその娘であるは私はパパと結婚しました。そして婿入りしたパパはこないだ国王になったのよ?ここまで言えばわ・か・る・よ・ね。」
「は、はい」
{顔は笑ってるけどさっきより怖いぞ}
これからさき母を怒らせてはダメだと思った牙帑でした
「じゃ必要なものは向こうに行ってから買うから。」
「わかった、じゃ疲れたから部屋戻って寝るわ。」
「まった。」
ガシっとリサが牙帑の肩をつかむ
「何?」
{まだなんかあんのこのばばぁは}
「いまばばぁとか思ったのかな牙帑くん?」
「思ってないよ、ところでなんかあったから呼び止めたんだろ?」
{なんで分かったんだ?}
「牙帑なにびびってんのよ?そうそう紅美にかわってくんない?話あるから。」
「紅美がさやだって言ってるけど。」
{紅美は母さんに似たんだな}
「なんで?」
リサはとても悲しい顔をしていた
{母さん悲しい顔してるぞ、いいのか?}
{いきなりあんな話聞いたあとに会えないよ}
{大丈夫だから行ってこい、兄からの命令}
{私はまだ、ってか兄とわかったからって調子のんな}
{じゃあと任せた寝る}
「ちょとお兄ちゃん!」
リサはキョトンしていた
「お母さん今の聞いた?」
リサは一瞬ニヤリと笑いそしてリサは紅美に抱きついた
「紅美が牙帑のことお兄ちゃんって呼んでくれて私は嬉しいよ。」
{聞かれた、恥ずかしいよ}
「まぁいいじゃない照れなくてもさ。」
そういながらリサはケラケラ笑っていた
「もういい、っでなにか話があるんでしょ?」
「ごめんね。」
「なんでいきなり謝るのよ?」
「だって私が・・」
そこで紅美は母がなぜ謝ったのか気付いた
{きっと私を死なせてしまったことだろうなぁ}
「気にしてないよ私。」
「え?!」
紅美がいきなりそう言ってきたのでリサは驚いてしまう
「さっきお母さんが話した昔のことを牙帑と一緒に私も聞いてたからねほんとに驚いたよ。でも、もう大丈夫だよ私はここにいるからたとえ体がなくても牙帑と一緒にね。」
「ありがとうね。」
「話ってこれだけかな?」
「まだあるよ、紅美にとって重要なことがね。」
「なに?」
「ママとパパはね紅美の心があるとわかってからね、なんとかして紅美に体を与えれないかって思ったのそしてパパはいろいろ調べに向こうに行ったの国王になるためでもあったんだけどね。そしてね昨日パパから連絡がきたの見つかったて。」
紅美は母の話を聞いて頭が真っ白になってしまう
「だからあとは紅美しだいだよ。」
「すこし考えさせて。」
そう言うと紅美は自分の部屋に歩いていく
3話でこの展開ってなんだかなぁって思ってたりします、数年前の自分はよくまぁこれ書いたもんだ。