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双子は異世界で勇者となる  作者: ガルバト
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先生からの提案

{でもなぁ、説明すんのだるいなぁ。それにうまく調べることできんのかな。}


「ラン先生?どうしました?」


先生の名前はランというらしい


「ん?なんでもないぞ。今から俺が話すことをよく聞いてそして考えて決めろいいな。」


牙帑は頷く


「牙帑、魔法学園に行く気あるか?」


「は?」


いきなりの展開に頭がついていってない二人を無視してラン先生は話続けた


「ちなみな魔法学園があるのはこことは違う次元の世界にある、向こうとこっちは魔法の力で行ったりできるし。むろん帰ってきたりもできるからな行ったきり帰ってこれないと言う心配はないから安心しろな。」


「先生そこは俺でも行けるんですか?俺バカですよ?試験とかもしてないし。」


「行けるぞ」


あまりにもすらっとランが答えたので拍子抜けしてしまった牙帑である


「なんでそんなこと言えるんですか?」


「ん?あぁ、あの学園は魔力があるやつなら誰でも入れるからだ。しかも試験は特にないからバカでもバカでも入れる。」


「じゃ俺にもその魔力というのがあるのか?」


牙帑は不安だった、もしかしたら高校ではないにしろ学校に行けるかもしれないと期待していたからだしかしその魔力がなければ入れないそんなの辛すぎる


「それを今から調べるから座れ。」


「はい!」


牙帑は座りながら魔力がありますようにと祈っていた


「さて始めるか今から俺の魔力を流してお前に魔力の核があるか調べるかな。」



「大丈夫だ痛くはないからさ、多分な」


そう言った瞬間に牙帑の体に魔力が流れていく


{これが魔力の流れてくる感じかなんか変な感じだな}


{牙帑は大丈夫かな?ってかそんな学校あるなら私もそっち行きたいなぁ}


この状況で亜夸は自分も行きたいと考えていた


{ふむ?あるみたいだけどなんか普通と違うな俺じゃこれ以上分からんな}


「先生・・まだですか」

{すこし苦しくなってきた}


「終わったぞ、大丈夫だ魔力の核は牙帑にもあったからな」


「よか・・た」


バッタン!


それを聞いて牙帑は倒れた


「牙帑!?大丈夫!?」



{心配してきてみたら寝てるだけって、でもよかった}


「まぁ普通あんなやり方しないからな疲れたんだろ。」



それから数時間がたち牙帑は目を覚ました


「ここは保健室か。」


牙帑ふと隣のベットを見たら亜夸が寝ていた


{なんで亜夸が?}


「お、目が覚めたか。」


{いつのまに来たんだ?}


「もう放課後だから二人とも家に帰りな。」


{ん?亜夸いつ起きたんだ?}


「牙帑聞いてるのか?」


「え?あ、はい。」


{まぁ深くは考えないようにしよう}


そして二人は今家に向かって歩いてたいたが妙な沈黙が二人を包んでいるため空気が重い


{言わないとなぁ}


そう亜夸が思っていたら牙帑が話しかけてきた


「なぁ、聞きたいんだけどさ。」


「なに?」

{ビックリしたぁいきなり話しかけないでよ}


「なんで亜夸は保健室で寝てたんだ?」


牙帑はずっと疑問に思っていたのだ、自分は魔力を調べたさいに疲れてしまったから倒れて保健室にいたことを先生に聞いたからわかっていた。けど横で見ていただけの亜夸がなぜ自分と同じように寝ていたのか?先生に聞いても笑ってるだけで答えてはくれなかった


「なんで黙ってるのさ?」


「明日わかるよ。」


「教えてくれてもいいじゃん?」


「しつこい!!明日になったらわかるから!じゃね。」


ガラガシャン!ガチャ!どん!


牙帑たちはいつのまにか亜夸の家の前にいたために亜夸は家に帰ってしまった


「なんだよあいつ・・まぁいいや帰ろ。」


そして牙帑も家に帰って行ったのだが家に入った

亜夸は玄関で悩んでいた


{はぁ~なんで素直になれないんだろ}


帰宅した牙帑は自分の部屋で親にどう説明しようか悩んでいた


{いきなり異世界の学校に行くことになったと言っても信じないよな。はぁ~でも言わないとな、よし!!母さんとこ行こ}


牙帑は覚悟を決めて部屋をでて母がいるリビングにきていた


「母さん大事な話があるんだ。」


「どうしたの?」


この人が牙帑の母親であるリナである


牙帑は先生に言われた異世界にある学校のことや魔法のことなどについて説明した


「牙帑と紅美はどうしたいの?」


リナは二人にたいしてそう聞いた


「俺は行きたいな、それに紅美もそう言ってる。」



「はははは、やっぱりあんたらは私たちの子だ。」


「どうしたんだよ急に笑いだしてさ?」


「嬉しくてね、牙帑たちが行きたがってる異世界父さんと母さんの育った世界だもん。」


「マジ!ってかなんで!?」


{牙帑変わるよ!}


{紅美ちょとま・・}



「ちょとお母さん!どういことか説明して!」


「あ、紅美久しぶり~、もっとでてきなさいよ。」


「いいから早く説明して!」


「挨拶はどうしたのかな?久しぶりに会ったんだからさーね?挨拶!」


「久しぶり、お母さん。」


「はいよくできました。」


そう言うと紗美は紅美の頭をなでなでしていた


「恥ずかしいからやめてよお母さん!それに今はそんなことしてないで説明して!」


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