なぜか住み分けされていない一大ジャンル
スキル、およびステータスを、
今日の小説家になろうにおいて良く目にする事でしょう。
運転手のその後を気にせずとりあえず轢かれて
軽いノリの神様にお詫びにチート貰って異世界で無双する。
そして運転手は人生詰んで死後は人殺しの罪で地獄行き。
(※転生トラックによるミスはあくまで殺す相手を間違えた事による物で
運転手が人を殺すのは定められて運命であることが多い。)
最近ではそんな異世界に到着するとともに「ステータス!」と
叫ぶのがテンプレになりつつあるそうです。
そしてでてくる以下のような描写
【主人公】
HP ○○/○○
MP ○○/○○
攻撃力 ○○/○○
守備(ry
あるいはアナウンスで『スキル○○を取得しました!』と出てくる等。
能力を数値化して読者に伝える書き方を最近よく見かけます。
ですが人によってはこの手の描写に抵抗感がある方もいます
問題なのはこのステータス表記が定まったジャンルが確立されていない事。
特に後者のアナウンスはパッと見タグやあらすじを見ても
ほとんど判明し辛い作品で登場しているため、
やや不意打ち気味になっているのが現状です。
単純に作者の頭が古いからこそ、日に日に新しくなりつつある
今日の小説になろうでの描き方についていけていないだけかもしれません。
しかし、逆に言えばこの手の数値化ステータス表記が好きな読者も大勢いるわけで
そういった人も作品を探すために、一律したタグが欲しくなるはずです。
「俺は一々文字稼ぎでステータス出す小説が嫌いなんだよ!」
「俺はゲームのようなわくわくする世界観の小説が大好きなんだよ!」
どちらの主張にもタグによる住み分けは有益です。
ここは一つ、数値表記をする作品に『ステータス』のタグをつけて
住み分けを始めてみませんか?
ちなみに……
主人公「俺最強!」
ヒロイン「主人公様ステキ!」
……と、こういったセリフの前に喋っているキャラの名前を表記する方式は
俗に『台本形式』『2chSS風』と呼ばれています。
こちらも人によって拒絶反応が強くなりがちな描写であるため
心当たりのある方はタグをつけて住み分けてみると良いでしょう。
作者のステータス数値表記の印象としては
少なくともメアリー・スーがアへ狂うレベルの厨設定持ちの最低系自キャラが
ステータスに完全メタ能力持ってる程度には嫌いです。