異世界に行ったら魔王を飼えるって最高じゃない?
「異世界転生来たーー」と叫ぶ俺
今日俺は異世界転生した。
10分前
いつものコンビニにおにぎりを買いに来ていたとき
「何だ?この自動販売機」
いつもは無い自動販売機を見かけた。
表向きは普通だ。少し見ていると声が聞こえてきた。
「飲み物を買って異世界に行こう。4つの数字の内全部同じ数字が揃えば異世界に行けるよ。」
「そんなわけ無いよな………」
俺は馬鹿馬鹿しくなってきたが飲み物を買った。
「おめでとうございます!7が4つ揃ったので異世界に転生します!」
壮大な効果音と共に俺の体は浮き始めた。そこからの記憶は覚えていない。
「えぇーと これはファンタジー異世界なのかな?」と村人に聞いてみた。
「あんちゃん 何いっているだべさ。異世界ってなんだぁ?」
聞いた俺が馬鹿だった。
「まずはあのでっかいお城に行ってみるか」
明らかにヤバイ城だったがそんなことに気づかず小走りで城へと向かった。
「しっつれいしまーす」と元気よく言った俺だが
城内にいる人達はこちらを見て睨んでくる。
「誰だ貴様は。ここが何処か知っていての口調か?」
此処が何処かってそんなの貴族のお城か何か?
「えぇーと此処は何の城ですか?」
と気まずいながらも聞いてみた。
「ここはこの世界の支配者魔王軍トップ魔王様サターンが住んでいる城だぞ‼」
⁉
魔王だと!⁉
「ヒッッひつれいしました!!!」
帰ろうとしたその時
ドスンドスン
二階から誰かが降りてくる
「だーれか来ているのか?」
「あっっ魔王様!!いえこの住人が入って来たので止めていたんです!ヒッッ殺さないで………」
今まで気取っていた魔物達も怖がって引っ込んでしまった。
「お前は何者だ!。」と怖い声で俺に怒鳴ってきた。
「俺の名前は領平と言うものだ!」
「そうか 処刑だ。」
お前ら処刑の準備だーと魔王は叫ぶ。
「嘘だろ。異世界ってのはハーレムウハウハじゃないのかよ!」
俺には手錠を掛けられ魔王が剣を持ってきた。
「俺の人生終わった……」と泣きながら言う。
「死ね。」魔王が言ったとき俺の体に違和感が生じた。
力が湧く。
俺は素手で魔王が使う最強の剣エクスかリバーを止めた。
「なかなかやるじゃないか」
俺は素手でエクスカリバーを割って魔王の頭を殴った。
俺は魔王を倒した。だがさっきまでいたはずの魔物が1人居なくなっていた。
「おい!魔王 さっきまでいた 魔物は何処行った!⁉」
「お前は強い もう教えていい頃かな。」
「この世界は2大勢力で作られている。それは聞いたことあるな?」
ないなど言えないので「はい」と答えた。
「だがそれは嘘だ。勇者と魔王だけじゃない。」
「もうひとつ巨大な勢力がある。」
魔王は暗い顔をして言った。
「俺も名前までは知らないが俺よりも強い。」
語っていたその頃
「バルヘルム様!大変です!魔王が謎の少年に敗れました」
「そうか」
「そのものの名は?」
「確か………領平?って名乗っていました」
「領平か…ちょっと出掛けてくる」
バルヘルムの目にうつるのは殺気しか無いように見えた。
読んでいただきありがとうございます!
どんどん書いていくので是非見てください