正義の旗(200文字小説)
私の家族は終わってます。僕が思春期の時にそうなったので
責任はぜんぶ両親です。しかし父は生まれ変わりました。酒を止め僕が誹謗中傷してもへこたれませんね。将来介護のし甲斐があるというものです。
コンビニのドアを僕のために開けてくれている年端もいかない女の子
近くにいた母親が「いいから、いいから」という
邪魔になってるのが分かっているだろうから
この女の子はいくつになっても人の役に立ちたいと
思うのだろう
女の子に「大丈夫かい?無理しなくてもいいよ」と言うと
母親が「すいません」と謝った
そんな僕はぎっくり腰で死ぬほど痛みを覚え歩くのもままならない
正義の旗は心ある我らの為にある
冷血の心無い敵には渡さない