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1/7のちっぽけな旅路  作者: 花月アイコ


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2026/02/12 旅のはじまり

 ――思い立ったが吉日。


 この言葉は良いですよね。

 私は臆病なので、どうしても悪いことばかりを考えて、初めの一歩を踏み出せません。


 外の世界は私にとって少し息苦しい。

 全然生きていけないわけでないけど、言葉は体を殻にして窮屈みたいだ。


 それじゃあ、どうして私は臆病なのに……この文字を書いているんでしょうね?


 心の内に眠っていた言葉を誰かに伝えたかったのか?

 ネット上に生きていた記録を刻み込みたいのか?

 はたまた、お酒の勢いだけでしょうか?


 私自身でもハッキリと分かっていません。

 旅に出るキッカケは気軽な理由でいいのかも……


 案外今まで歩んできた道を振り返ったときに、後から、旅の目的が分かるのかもしれません。


 財布一つあれば旅行できるように、私はスマホ一つで旅に出かけましょう。



 普通に外出するときは玄関の扉が軽いのに……

 旅に出かけようと思った今は、扉が重々しく感じる。


 忘れ物はないだろうか?

 戸締まりはしただろうか?

 何か……大切なことはしっかりと済ませたかしら?


 そうやって考え込んでしまうから私は臆してきたのかも。


 目を瞑って、一回呼吸を落とす。

 ………………よしッ!


 重かった扉の先には、どのような世界が広がっているのだろうか。


 何度も見た景色から……

 初めて見る光景……


 大きな期待とそれと同じくらいに大きな不安。

 どうせなら、いっぱい恥を書いて行きましょう。

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