表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドラゴンと女の子  作者: ほし
12/33

第十二話「解放」

「小味っ、私はお前のこと捨てることはできない」


そういいカリマはベロカの父を離した。


「父上」


ベロカも小味のことを離す。


「小味っ」


カリマは駆け寄った。


「大丈夫だよ、ほんとカリマちゃんは心配性なんだから」


なでなでとカリマの頭を小味は撫でた。


「うっさい」


「ふふふ」


「でも、小味が無事で良かった」


「ごめんね」


カリマと小味は涙で感動していた。


「あのー、おじさん達の出番は?」


ゼロは途方に暮れみんなの様子を見守っていた。


「カリマちゃん」


「なんだ、小味」


「これからも旅を一緒にしようね」


「どうなっても知らんぞ」


「大丈夫、カリマちゃんが助けてくれるから」


「お前はドラゴンを信用しすぎだ」


小味は微笑むとカリマと共に新たな街を求め歩き続けた。

次の街であの出会いがあるとも知らずに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ